東日本大震災:仙台市で「森のつみ木広場」実施 現地レポート⑤ <東仙台幼稚園>

2011年6月24日 ( カテゴリー: 国内ニュース )

「作品づくりは仲間づくり」

「ココはどうする?」友達と一緒に一つの作品をつくっています

「ココはどうする?」友達と一緒に一つの作品をつくっています

 6月24日、私たちが訪れたのは、宮城県仙台市にある学校法人清野学園・東仙台幼稚園。園の周辺は建物の損壊など大きな被害は見受けられず、沿岸部の被災地に比べると、震災の影響が小さいように見えます。しかし、同法人が運営している3つの幼稚園のうち1つは震災に伴って休園中で、現在、東仙台幼稚園には休園中の園からも子どもたちが通ってきています。

 「おはようございま~す!」私たちが到着すると、先生も園児たちも大きな声で気持ちの良い挨拶を返してくれました。「森のつみ木広場」に参加したのは、年長さん約40名。2つの組から成る年長クラスは、東仙台幼稚園に元々通っている子どもたちのクラスと、休園中の園から通う子どもたちのクラスとに分かれています。「クラスが違うせいもあって、なかなか一緒に遊ぶ機会がないんです」という先生のお話を聞いて、つみ木で遊ぶことで、ぜひほかのクラスのお友だちと触れ合う機会にして欲しいと考えました。

 クラスが混ざるように広がってもらい、作品づくりをスタート。先生の言うことを良く聞き、整列しなければいけない時はきちんと整列できる。そんな子どもたちなので、つみ木にも集中して取り組んでいました。「森のつみ木広場」では、作品と作品をつなげて、最後に大きな作品になるよう働きかけていきます。クラスの違う、あまり親しくないお友達の作品と自分の作品をつなぐことを嫌がる子もいるのではないか……。そんな私たちの不安をよそに、子どもたちは園の違いなど関係なく、どんどんつみ木をつないでいきます。そして、最後にできあがったのはみんなの作品が見事につながった、大きな大きな街。会場には、作品をみんなで作り上げたという一体感と達成感が生まれていました。

 つみ木が終わった後、休憩している私たちのもとにクラスの違う園児が一緒に遊びに来てくれました。つみ木での作品づくりが、仲間づくりにつながったかな?とうれしくなった瞬間です。プレゼントをした5,000個のつみ木で、これからももっともっと、絆を深めてくれたら……そう願いながら、園を後にしました。

(報告:本部啓発普及部 石原真弓)

みんなでつくった作品を舞台の上から観てみます。子どもたちはとっても満足そうな表情

みんなでつくった作品を舞台の上から観てみます。子どもたちはとっても満足そうな表情

お礼にと、スタッフに手作りの王冠をプレゼントしてくれました

お礼にと、スタッフに手作りの王冠をプレゼントしてくれました

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