ミャンマー 新たなプログラムもスタート センター周辺で進む取り組み

2017年4月5日 ( カテゴリー: 海外ニュース )

  1月、新たな取り組みとして「ミャンマー中央乾燥地における森林保全活動と生物多様性保全のための環境教育の推進」がトヨタ自動車㈱「トヨタ環境活動助成プログラム」によりスタートしました。

教材の作成・普及を通じて子どもたちに環境保全の大切さを伝えるとともに指導者層の育成を行う

教材の作成・普及を通じて子どもたちに環境保全の大切さを伝えるとともに指導者層の育成を行う

事業対象地はミャンマー農村開発研修センター(以下、センター)のあるマグウェ地域イェサジョ郡で、年間平均降雨量が500㎜ という厳しい気候条件にある上に、近年は人口増加に伴う薪炭林の過伐採による森林減少が急速に進んでいます。住民の理解が不十分なため、さらなる自然環境の悪化が懸念されており、特に将来を担う青少年に対する環境教育に必要な教材不足とその推進の遅れが大きな課題となっています。事業では地域住民の主体性を引き出しながら植林・育林活動を展開し、共に保全に取り組むことで本来あるべき森林の姿や生物多様性の回復を目指します。青少年向けには学習補助教材を作成し、配布と環境教育の推進に努めていく予定です。

修繕された農業灌漑用水路を視察する関室長(左)

修繕された農業灌漑用水路を視察する関室長(左)

2月には日本NGO連携無償資金協力により2014年3月から3年計画で実施されている「農村開発の為の人材育成拠点の整備並びにマグウェ地域生計向上プロジェクト」の視察のため、外務省国際協力局民間援助連携室の関泉室長一行3名が現地を訪れました。一行はセンターの木附文化駐在代表より本事業により改修されたセンターの食品加工施設などの説明を受けた後、農業生産性向上および家畜飼育支援の対象地となっている村々で、修繕された農業灌漑用水路を利用し栽培されている稲の状況や家畜農家を視察しました。
村のひとつでは、関室長から特に女性の受益者に対し「家庭内の立場はどう変化したか」といった質問があり、多数から「収入が増え発言力が増した」「男性が出稼ぎにいく頻度が減った」などの回答が得られました。事業は3月で一区切りとなり、今後はセンターを中心に活動が継続されていきます。
いずれの事業とも主体は地域住民であり、オイスカはサポート役として取り組みを支援していきます。

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