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【東京都】「遺贈・遺産相続ご寄附プログラム」個別相談会開催〈平成31年2月2日(土)〉

2019年1月10日 ( カテゴリー: イベント )

 2015年1月の相続税増税により、広く関心が高まっている「遺贈」。長い人生を通して築き上げられた資産だからこそ、どのように後世に託すのか、想いをつなぐのかということは、何より大切な問題です。このたび、オイスカは「遺贈」あるいは「遺産相続による寄附」という選択をお考えの皆さまを対象に「遺贈・遺産相続」に関する個別相談会を開催いたします。是非この機会にご検討ください。

 なお事前予約制となっておりますので、ご不明な点または、ご希望される場合は下記お問合せ・お申込み先までご連絡ください。


■開催日: 平成31年2月2日(土)
■時 間: 10:00~16:00(事前時間予約制)
■会 場: 公益財団法人オイスカ 本部事務所
     (東京都杉並区和泉2丁目17-5)

 ※詳細はこちらをご参照ください。

 

<お問合わせ・お申込み先>
公益財団法人オイスカ
住所:東京都杉並区和泉2丁目17-5
電話:03-3322-5161 Fax: 03-3324-7111
e-mail:tokyo@oisca.org
担当:啓発普及部 林 洋史

「富士山の森づくり」2018年度活動レポート
 全国交通運輸産業労働者共済生活協同組合(交運共済)

2019年1月7日 ( カテゴリー: 国内ニュース )

実施日:2018825()

実施団体:全国交通運輸産業労働者共済生活協同組合(交運共済)

参加者数:36名(事務局、指導者等含)

活動:除伐・下刈 作業

 

昨年より「富士山の森づくり」活動に参画いただいた全国交通運輸産業労働者共済生活協同組合(以下、交運共済)さまですが、第1回は、台風が直撃し活動は泣く泣く中止となりました。第2回の活動となった今回ですが、またしても台風が接近という状況にみまわれました。開催が危ぶまれましたが、活動当日は、富士山でも30度を超える真夏日となり晴天に恵まれました。

今回は、除伐・下刈作業と体力を使う作業をしていただきました。ノコギリ、鎌を初めて使用する参加者もおり、指導員からの使用方法のレクチャーを受けて作業を開始。「富士山は登ったことがあるが、森の方はなかなか来ないのでいい経験になった」という声もあり、「森づくり」活動の大変さや大切さを体感していただけたようでした。慣れない作業に加え、蒸し暑く、頬を伝う汗をシャツやタオルで拭いながらみなさん最後まで熱心に作業をされていました。

 

 

 

 

 

 

 

■開会式では、山梨県富士・東部林務環境事務所より富士山の森づくりの概要また本活動の意義について説明をいただきました。さらに台風後のため足元が滑りやすくなっているため気をつけていただくよう注意喚起が行われました。続いて、交運共済の坪井理事長よりこの森づくりを末永く続けていきたいという言葉とともに、時間が限られているが無理はしないように精いっぱい活動を行いましょうと参加者への呼びかけをされました。

■指導員より道具の扱い方、作業説明を受けて作業を開始しました。ノコギリも鎌も初めて扱うという参加者には、一人一人に丁寧に指導している指導員の姿もあり、コミュニケーションをとりながら作業を進めていました。作業は、3班に分かれて、ノコギリを使って除伐する人、鎌を使い下刈りする人とそれぞれに役割を決めて行いました。

 

 

 

■除伐作業では、植栽した苗の生育の妨げになっている木を切っていきます。自生したカラマツの木が、植えた苗の周りにたくさん生えています。カラマツの生長は早く、苗よりも大きくなり光をさえぎっているものも少なくありません。慣れないノコギリを使い、作業を進めていく参加者の皆さんの額にはたくさんの汗が光っていました。体力と暑さとの勝負の作業でした。

 

 

■除伐後には、切った木を小さく切断する“玉切り”作業も行っていただきました。こうして小さく切った木を置いておくと後々に培養土となり、苗の栄養になる。と語る参加者もいました。

 

 

 

 

■苗の周りに下草が生えているところでは、鎌を使った下刈り作業も行いました。今回の活動地では、主に笹が多く、一度生えると一気に広がってしまうため広範囲での下刈りが必要となりました。また、笹は草のように簡単には切れず、堅いため作業が難航する場面もありました。

 

 

 

 

■最年少の参加者(6歳)も除伐を行いました。「初めてノコギリを使った」とのことでしたが、大きな木を一人で切ることにチャレンジしました。無事に除伐に成功した後は、「腕が痛い」と言いながらもやりきったことに満足している様子でした。

 

 

 

 

■「参加者同士は、見知った顔ばかり」とのこと。打ち解けた雰囲気で声を掛け合う姿にも仲の良さがうかがえました。「理事長だったら、この木押して倒れるんじゃないですか」と大木を指して冗談を言う場面も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■除伐・下刈り後の活動地では、邪魔をしていた木や草がなくなったことで、光が入り明るく拓けました。これら作業により、苗がまた一段と大きく生長していくようになります。

 

 

 

 

 

 

 

■閉会式では、山梨県森林総合研究所 長池主幹研究員が活動前に説明してあった5種類の植えてある木の葉っぱを実際に見せて見分けがついたかどうかのクイズを行いました。また「森づくりは、私たちの世代だけではなく、次世代へつなげるものである。開会式での坪井理事長のお話の通り、末永くお付き合いしていただきたい」と話されました。交運共済の伊佐専務からは、また来年も活動を行うという決意の言葉をいただきました。初めての活動でしたが、作業を通じて森づくりの意義が伝わり、次へつながる一歩になったようでした。

やまなし水源地ブランド推進協議会
森林環境税で林業の再生を! シンポジウムに200名が参加

2019年1月7日 ( カテゴリー: 国内ニュース )

本郷氏は基調講演で、林業の再生、地域活性化を強く呼びかけた

 

 オイスカが事務局を担うやまなし水源地ブランド推進協議会(以下、水源地協議会)は、水源林の資源の活用を促進するために自治体、企業、団体が協働し、国産材を使った製品開発や都市部への情報
発信を行っています。オイスカは企業と協働で森づくりを行いながら、木材利用の促進のために「森のつみ木広場」や子どもへの環境教育を行っています。

 

 2018年11月22日、山梨県甲府市にて、水源地協議会と山梨県森林協会との共催で「これからの森林を活用した都市とのつきあい方〜森林環境譲与税(仮称)の活用〜」をテーマにシンポジウムが開
催され、林野庁をはじめ県内の自治体、林業関係者など約200名が集いました。19年度に導入される森林環境譲与税(仮称/以下、 環境税)の仕組みや自治体の施策、民間企業の対応の可能性について議論がなされ、注目度の高さがうかがえました。

 開会挨拶に立った全国森林環境税創設促進連盟の辻一幸会長は、人口減少や高齢化が進み、林業が衰退する中、新たな税制を上手に活用する仕組みをつくり、林業の再生や地域の活性化につなげる重要性を強調。続いて、林野庁の本郷浩二次長が「林業・木材産業の成長産業化に向けて」と題した基調講演を行いました。この中で本郷氏は、小規模森林所有者が多い点に触れ、市町村が先頭に立って森林の集積・集約化を進め、荒廃している山を整備することが求められ、こうした取り組みに環境税が活用されることに新制度の真髄があると述べました。

開会挨拶を行う辻会長。会場は座席が不足するほどの大盛況

 また、環境税の活用に向けた可能性を探るべく、山梨県と南アルプス市からは県産材の需要状況や人と森との関わり方、福井県と静岡県浜松市からは木材利用に関する積極的な取り組みについて事例紹介がなされ、会場からは森林の取り組みに対する評価への質問などがあがりました。

 シンポジウムの締めくくりには、保坂武甲斐市長から、森林の有効利用によって、林業を活性化し、山を元気にしたいとの夢が語られ、閉会となりました。

タイ・NGO連携無償資金協力事業
プロジェクト終了後の自立を目指して 官民合同の訪日研修を実施

2019年1月7日 ( カテゴリー: 国内ニュース )

 2018年10月2〜6日、タイから16名が来日、福岡県や宮崎県で研修を行いました。これは日本の外務省のNGO連携無償資金協力(以下、N連)を得て同国で進む、「チェンライ県の山岳地帯の貧困層を中心とした対象地域における森林保全・再生と生計向上プロジェクト」の活動の一環で実施されたものです。N連の支援が終了する19年6月以降も地域住民らによる自立した取り組みが継続されるよう、また、住民らを行政やオイスカがサポートできるよう、その体制の強化を目指したものです。 活動が進む地域の村長や学校長をはじめとするプロジェクトの指導者層にとどまらず、 天然資源・環境省の職員らも参加メンバーに加わりました。

 福岡県では有機農畜産業や食品加工の現場を、宮崎県では、FSC(森林管理協議会)認証を受け、国連食糧農業機関(FAO)による世界農業遺産にも認定されている諸塚村で、循環型農林業の運営手法やその基盤である住民組織の体制と役割について学びました。同行した現地の担当スタッフは、「諸塚村は森林を活かして生計を立てており、まさにプロジェクトが目指す村の姿を見ることができた。行政との連携についても学ぶことができたので、今後の活動に活かしていきたい」と話しました。

 プロジェクト終了まで約半年。研修の参加者らを中心に、活動を持続可能なものとできるよう、オイスカでは引き続きサポートしていきます。

日本の森林管理についても学びを深めた

野菜直売所を視察。熱心にメモを取る参加者ら

フィリピン・ヌエバビスカヤ植林プロジェクト
森林の持続的な活用に向けて 専門家と現地調査を実施

2019年1月7日 ( カテゴリー: 海外ニュース )

 不法伐採や過放牧などにより荒廃した森林を再生し、森林の持つ多面的機能の回復を目指して取り組まれてきた「ヌエバビスカヤ植林プロジェクト」。1993年の開始から25年が経過し、これまでの植林をはじめとする森林の管理・保護の活動から、持続的な活用という次の段階へ進むべく、2018年10月26・27日に現地調査を実施しました。

 調査は専門家を招いて行われ、絶滅の危機に瀕しているフィリピン鷲を含む、少なくとも41種類の鳥類が確認されました。それは、主にサルやリスなどの哺乳類を捕食するフィリピン鷲が生息できるほど、生物多様性が回復しつつあることを示しています。

 環境コンサルタントのシンシア・ラユサ氏からは、子どもたちが生物多様性を身近に学べるような小道をつくることが提案されました。また、同地の管理および子ども向けの環境ワークショップなどを担う現地スタッフの指針となる、持続的な活用に関するガイドラインの必要性が指摘されるなど、 新たな動きを見せはじめています。

プロジェクト地に生息する鳥類を端末で確認する鳥類専門家ジェームズ・レイノス氏(手前右端)