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カンボジア

オイスカ・シンガポール総局元会長の胡暁子女史の紹介により、華僑系ビジネスマン、チャールズ・セオ氏を中心に、2001年5月、オイスカ・カンボジア総局は設立されました。それ以来、農業研修生を毎年日本へ派遣し、隣国のタイへもマングローブ植林研修のためにカンボジア政府環境省職員2名を派遣する、などの活動を展開しています。

現在、マングローブ植林の実施をはじめ、日本へ派遣する農業研修生の選考、ならびに環境教育セミナーやアジア太平洋地域青年フォーラムの開催などを中心に行っています。

2005年から開始された、コーコン県におけるマングローブ植林プロジェクト実施に際しては、カンボジア政府環境省と契約した後、30haに植林を行いました。なお、カンボジアからは、2007年度までに農業研修生13名を日本へ派遣し、農業技術の研修を受けさせています。

現在継続中のマングローブ植林プロジェクトは、今年で最終年度の3年目を迎えているが、これを確実に実施することが当面の目標です。今後は、環境ワークショップなどを積極的に開催し、カンボジア農民の環境に対する意識の向上に努めていく予定です。

コーコン県マングローブ植林プロジェクト

場所: カンボジアの四大海岸線のひとつ、コーコン県ピーム・クラソップ野生動植物保護地区23,750haの一部
活動開始年: 2005年10月
受入機関:

カンボジア環境省、オイスカ・カンボジア総局

活動開始の背景 コーコン県はもともとカンボジア最大級のマングローブ生育地域でした。しかし、独立後の急激な開発に伴い、主に木炭産出やエビ養殖場の開拓のため1990年〜2000年の間に800haのマングローブの森が切り開かれました。わずか10年余りの急激な破壊のために土壌や水質が劣化し、漁業を糧とする住民の生活に悪影響が出ています。養殖池も95%が現在は機能していない状態にあり、地域住民の意識改革ならびにマングローブ林の復興と双方の意味において早急の対策が求められていたため、オイスカは活動を始めました。
活動概要 生態系の再生を目的としたマングローブの再植林、および、もともとはマングローブ林のなかった場所での植林を、住民や学生らの手によって実施しています。現地環境省専門家の指導を受け、住民らの知識を高めるためのワークショップも頻繁に実施して、住民の意識の中にオーナシップを築くための管理体制の確立を目指しています。
近況・今後の方針 2005年10月からすでに30haの植栽を終え、2008年8月までにさらに10haの植栽を予定しています。種子の調達、苗木の育成から植栽作業、モニタリングまでの一連の工程が住民グループと学校生徒らの手で行われ、年々住民グループの組織力が高まっています。まだまだ住民間の意識には差があるため、ワークショップの開催など特にグループリーダーへの技術指導および責任能力の向上には力を入れ、地域社会全体の管理能力育成を目指していきます。