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日本

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 国内では、主に4つの研修センターで、アジア太平洋の国々を中心とした青年への農業や女性生活改善の指導など、人材育成事業を行っています。

 また、各研修センターや支部支局が中心となって、森づくり活動や農業体験、講演会などのイベント、国際交流を通して、より多くの方にオイスカの活動や各国の現状について知ってらおうと活動しています。

国内研修センター

 オイスカは創立以来、開発途上国の地域産業を支えるリーダーを育てるため、一貫して農業分野、工業分野の人材育成に力を注いできました。その中心を担うのが国内外にある研修センターでの研修と、農業や工業などの特定の分野について、より専門的な知識や高度な技術の習得を目指した外部委託による研修です。

 国内4つの研修センターでは、毎年、約100名以上の青年を受け入れて、農業を中心に各自のテーマに沿った研修を約1年かけて行っています。

 委託研修では、日本語などの基礎研修を受けた後、オイスカ会員の農家や企業で養鶏や養蚕、機械加工などの専門的な知識や技術、経営の考え方や厳しさを学びます。

 そうした彼・彼女らが母国にもどり、地域開発のリーダーとして活躍してくれることを心から願い、近年では研修生の帰国後のフォローアップも充実させています。

中部日本研修センター

 愛知県豊田市の“国際村”計画のひとつとして市から誘致を受け、昭和61(1986)年10月、西尾市からこの地に移転しました。研修生は100名まで収容でき、訪問客の宿泊施設も完備しています。豊田市の北東部・勘八山の中腹に位置するこのセンターは、眺望だけでなく自然環境にも恵まれ、まさに研修の場としてふさわしい環境にあります。豊田市は、大都市・名古屋に近く、自然の条件に恵まれた農業と工業が調和した産業都市で、世界の卜ヨタの地としても有名な所。こうした立地条件のもとで、これまで開発途上国から多くの青年を受け入れ、農業のほか各種工業技術研修も行ってきました。国際化が急速に進む中、国際理解・協力の拠点として地域社会に広く貢献しています。

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関西研修センター

 大阪市内から北へ電車で約1時間、兵庫県と京都府に境を接する豊能郡に関西研修センターはあります。妙見山のふもと、自然環境に恵まれたのどかな山あいのセンターは、旧吉川中学校の校舎を活用しています。体育館も完備したこの施設は、豊能町の協力で昭和58(1983)年の開所以来無償で借り受けているもので、温かみのある木造の古風な学び舎は30年以上も前の時代にタイムスリップした感があります。海外からの研修生は、ほとんどが工業関係の先進技術習得を目的とする工業の委託研修生です。また、地域住民と海外研修生との交流も盛んで、地元のボランティア・グループなどの協力で、日本の伝統的文化の紹介や指導が行われ、楽しい国際親善の輪が広がっています。

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四国研修センター

 昭和56(1981)年、四国四県の協力で香南町より現在の香川県綾川町に移転。現在は、JICA((独)国際協力機構)からの受託で、「女性の生活改善コース」を設けるなど、特に女性のための研修センターとしての役割を担っています。当地は溜池灌漑農業の学習に向いた農業地帯が周辺に広がり、工業の面でも家庭的雰囲気の企業が多く、開発途上国の地場産業に適した技術を習得できます。また子どもたちも参加できるイベントや餅つき行事などを開催し、地域社会との交流も盛んです。より身近な国際協力・国際親善の場として地元の香川県をはじめ四国管内から多くの方が訪問しています。

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西日本研修センター

 西日本地区におけるオイス力活動の拠点として昭和43(1968)年に福岡市西区に開設され、多くの研修生を受け入れてきました。平成3(1991)年に、現在の福岡市早良区に移転。郊外の静かな環境に恵まれ、アジア太平洋地域からの研修生の育成の場として引き続きその役割を担っています。敷地内には約50アールの研修圃場とグラウンドを備えており、アジア太平洋を中心とした10カ国以上からの研修生の育成・学習の場となっています。

 九州は“アジア太平洋の玄関口”として国際協力に対して以前から理解が深く、センターでも、研修生と地元小学生や、地域の方々との各種の親善交流などを通じて地域に根ざした活動を展開しています。

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委託研修(沖縄、本部、専学受け入れ)

 委託研修では、研修生は国内の研修センターやオイスカ開発教育専門学校で、日本語などの基礎研修を3ヶ月間受けた後、オイスカ会員の農家や企業で専門的な知識や経営の考え方や厳しさを学びます。研修科目は養豚や養鶏、機械加工、鉄鋼など20以上。研修生は全員1年間の実務研修を受け、分野によっては希望者はさらに2年間の技能実習を受けます。委託研修で、研修生は手から手へと伝えられる技術を学び、精神力、実行力、技術力などを培っていきます。研修修了生には母国で起業したり日系企業の支店長になったりした人もいます。

2010年度委託研修実績
2009年度委託研修実績
2007年度委託研修実績
   
 
 
 

富士山の森づくり

 2007年4月にスタートした本事業では、2002年に病害虫の被害により大規模な被害を受け、多くの木が枯れてしまった山梨県鳴沢村にある県有林の100haの再生を目指し、「CO2ダイエット宣言」実行委員会[事務局:東京電力(株)]と共催し、山梨県の協力と企業や団体との協働で植林などの森づくり活動を行っています。

 オイスカが本事業で目指すのは、森林のより早い再生と土壌保全や景観保持などの森林の公益的機能を維持増大させること、さらに森づくりを通して地元の活性化を図ることです。この目的を達成するために、植林する樹種の選択や植栽方法など、技術面で統一した基準を設けることことに加え、行政や企業、林業関係者、研究機関、地元の人々などとの「協働」をテーマに活動しています。

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学校林活動

 現在、約3000の小・中・高校が保有している学校林は、昨今、森林がもたらす教育的効果を十分に得られる最適なフィールドとして見直されつつあります。しかし、いざ学校林を活用しようとしても、学校にとっては森林に関する知識や、荒れてしまった学校林を整備するための資金もないうえ、誰に何を相談すればよいのか、全く分からない場合が意外に多いと思います。

 オイスカの学校林活動は平成12年に山梨県甲府市内の中学校の学校林整備に協力をしたのが始まりです。以降、パナソニック株式会社(旧:松下電器産業株式会社)や社団法人国土緑化推進機構などの支援を受けて、林野庁や地元自治体、林業関係者、地域の方々と学校を結ぶパイプ役を担い、現在までに、東京都、山梨県、神奈川県、静岡県、富山県、愛知県、兵庫県、岐阜県の17校で、学校林整備や学校林での授業等への参加協力を進めています。また、林野庁や(社)国土緑化推進機構などとの共催による「学校林・遊々の森」全国子どもサミットや、フォーラムの開催を通じて学校林活動の普及に取り組んでいます。

 オイスカは、これらの学校林活動を国内版「子供の森」計画と捉え、関係者が協働して活動を継続することによって、地域全体の「ふるさと」として守り、育んでいけるようにと考えています。

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「森のつみ木広場」

 間伐材を使って作った3種類のつみ木。その小さいなつみ木1万個と、子どもたちの小さな手が出会うと、大人たちの思いもよらない作品が、次々に生まれていきます。子どもちは「森のつみ木広場」の中でつみ木と触れ合うことを通じて、木の香りや温もりを感じながら、創造性、強調性を育んでいきます。

 子どもたちに、もっと森を身近に感じてほしい、そして日本の森の現状を知り、自然に興味を持ってほしい。そんな願いを込めて、オイスカは「森のつみ木広場」開催しています。

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