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オイスカが目指すもの

オイスカとは?

 オイスカ・インターナショナル(The Organization for Industrial, Spiritual and Cultural Advancement-International)は、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して1961年に設立されました。本部を日本に置き、現在34の国と地域に組織を持つ国際NGOです。

 公益財団法人オイスカ(以下、オイスカ)は、1969年にオイスカ・インターナショナルの基本理念を具体的な活動によって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開しています。特に、人材育成に力を入れ、各国の青年が地域のリーダーとなれるよう研修を行っています。オイスカの研修を修了した各国の青年は、それぞれの国で農村開発に取り組んでいます。国内では、農林業体験やセミナー開催などを通しての啓発活動や、植林および森林整備による環境保全活動を展開しています。

OISCA

理念

 当機構は、それぞれの生命は密接に繋がっており、それらの源は宇宙であることを認識し、すべての人々が、国籍、民族、言語、宗教、文化の違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り、育てようとする世界を理想とする。
─オイスカ・インターナショナル憲章第4条(理念)より

 現代の世界を見渡すと、宗教や民族間の争いは絶えず、また開発の名のもと、人間は森林の伐採や天然資源の過剰な搾取により自然環境を破壊しています。オイスカは、オイスカ・インターナショナルが掲げる理念に則り、「人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、自然と調和して生きる世界」を目指して活動しています。

 その理念を実現する手段としてオイスカは、宇宙がもたらす恩恵や生かされていることへの感謝の心を持ち、地球上の生あるもの全ての共生を目指して行動できる人材を育成することを選びました。

 心があっても行動が伴わなければ、世界は良くなりません。また、謙虚さを失い、自己の利益のみを考えた行動は、私たち人間ばかりか、地球にとっても負の影響を与えるものでしかありません。心と行動をともに兼ね備えた人が一人でも増えるよう働きかけていくことこそが、オイスカのすべての活動の基本です。

【オイスカ・インターナショナル憲章】 (原文は英語。一部抜粋)

第1条(名称)
  この機構は、産業・精神・文化促進国際機構(略称:オイスカ・インターナショナル)と称し、以後本憲章においては、当機構と記すこととする。

第2条(本部の場所)
当機構の本部は、日本の東京に置く。

第3条(標章)
 当機構の世界観は、青、赤、水色、黄色、そして黒の五色から成る標章に象徴的に表されている。これら五色は、天(空)、火、水、地(大地)、そして宇宙を表す。この黒で表象される宇宙は、前者の四要素を調和的に活動させる大生命の根元であり、人類万物のいのちを生成発展させる源でもある。 標章

第4条(理念)
  当機構は、それぞれの生命は密接に繋がり合っており、それらの源は宇宙であると認識し、すべての人々が、国籍、民族、言語、宗教、文化の違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り、育てようとする世界を理想とする。

第5条(使命)
  当機構の使命は、すべての人々が大いなる恩恵によっていかされていることに感謝し、人々を育んできたふるさとを愛しみ、人類万物の繁栄のために、協力し合って行動する意識を培うことである。

第6条(活動)
当機構は次の活動を促進する。

  1. 人々の間に、互いに尊重し合い、協力し合う心を芽生えさせ、文化的多様性の大切さを認識させる。
  2. 人々が自然を愛しみ、尊び、そして自然と調和する心を育む。
  3. 青少年の能力を向上させ、彼らがふるさとをより良くするため、自発的に働けるよう導く。
  4. 貧困地域の人々の生活向上のためにも、環境に配慮した持続可能な開発を推進する。
  5. 当機構の理念に基づき、地域、国、国際レベルにおける唱導活動を行う。