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スタッフブログ

ミャンマー駐在代表の小杉辰雄さんが、バングラデシュとミャンマーからのレポートをまとめてくださいました。

 

バングラデシュ

バングラデシュでは、9月12日、総裁のお別れ会がセンターで執り行われました。
 当日は総局メンバーやOISCA-OB・OG、スタッフで執り行われ、お別れの挨拶では、長年オイスカ総局会長職を歴任され、現在も中心的な存在の顧問・ベナジール氏が代表して行われました。
 ベナジール氏を、総裁は自らの息子と呼ばれ、本人自らも総裁の息子と公言、オイスカ活動を現在まで牽引され、その良き関係を保ち築かれてきました。
 ベナジール氏は、国内でも名の知れたブランド衣料会社経営の事業家であり、また、最大の学生数を誇る私立大学の理事長として、そして、社会貢献活動として、オイスカは勿論、ライオンズマンとして、国内外を飛び回り、広く活躍されている人物であります。
 

1971年のバングラデシュは、独立したばかりで最貧国に数えられ、オイスカでは、その3年後の1974年から、最初の研修生の受け入れが始まり、最初、中部センターで2年間の指導を受け研修生は、帰国した自国との格差を目にした時に、国造りの為には、研修センターが必要と熱望、それに愛知県の有志が応える形で、1981年、ダッカ郊外、当時、未だ田畑が広がる田舎に現在の研修センターが開設されました。

 

その後にも、日(JICA)・バ両国政府、オイスカの3者協力により、イスラム社会の中で、社会への進出がタブー視され、自立機会が少ない婦人たちの為に、農業研修を目的にした婦人研修センターが設立されました。婦人の社会進出への第一歩が記されました。 センターは今では、政府に移管されましたが、現在でも、常時、60~70名が、研修の機会を得、マッシュルーム栽培やパン・ケーキなどの料理、縫製などを学び、社会進出への足掛かりとしております。このセンターを第一号として、今では全国、30数箇所に拡大され、パソコン、美容など、多岐にわたる研修が行われるようになり、オイスカはその礎を築きました。

 この様に、バングラデシュは総裁との共の歩みでありました。

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ミャンマー

ミャンマーに於いても、16日の朝、両センタースタッフ一同でお別れ会を開き、
総裁への感謝と御霊のご平安を皆でお祈り致しました。

アウンサンスーチー国家最高顧問表敬

アウンサンスーチー国家最高顧問表敬

2016年10月 第2センター開所式来緬/マンゴの記念植樹

2016年10月 第2センター開所式来緬/マンゴの記念植樹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんにちは!インターン生の秋葉です。

8月からインターン活動を行っていますが、先日パプアニューギニアにて有機農業の研修を指導している荏原美知勝さんに話をお聞きする機会をいただきました!

今回は荏原さんに現地の研修での嬉しかったこと、辛かったこと、また現在のパプアニューギニアの課題と今後の取り組みについてお話を聞くことができました。

有機資材を混ぜ合わせて有機肥料を作っています

有機資材を混ぜ合わせて有機肥料を作っています

化学肥料を使って稲を育てると生物が死に土地の栄養も貧しくなってしまいますが、有機農業では有機肥料を用いて農業を行うことにより土地を衰弱させることなく害虫にも負けない米を栽培し、現地にある資材を有機肥料として用いるので継続して栽培することができます。

荏原さんはパプアニューギニアへ赴任した当初、有機農業への指導を試みた時に害虫の大量発生による稲の不作や、現地の研修生の失態を叱るのではなく怒ってしまったことによる研修生との関係の悪化などの失敗を経験しました。しかしその翌年、現地で入手できる有機肥料の研究や研修生の指導に取り組み、ついには害虫にも負けない逞しく育った大量の稲を収穫することができました!

逞しく実った稲を収穫する現地の人々

逞しく実った稲を収穫する現地の人々

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その時荏原さんは「研修をやってあげる」のではなく「研修を行う自分たちを現地の方々が受け入れてくれてる」ということに気付くことが大切だと仰っていました。

また害虫の課題が解消された現在も、まだまだ現地の稲作の課題は新しく出続けていますが、有機肥料を作るためのバイオトイレや川の水をろ過するための機械の製造普及など荏原さんは今後の取り組みに関してもとても生き生きした様子で語ってくださいました。

荏原さんのお話を聞いて、途上国への支援では現地の方との協力が不可欠であること、とにかく行動することが大切であるということを学ぶことができました。私も国際支援について「こんなことができたらいいな」、と思った際はとにかく行動に移してみようと思います。荏原さんありがとうございました!

こんにちは。バゴ研修センターの中川です。

9/1~9/4、フィリピンではオンラインにて、指導者向けの「子供の森」計画(以下、CFP)ウェブセミナー(ウェビナー)が開催されました。今回は、その模様をお伝えしたいと思います。

毎年フィリピンでは、各州から代表児童生徒や先生、CFPコーディネーターを集めたCFPナショナルワークショップを行っています。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響を受けて開催が困難になってしまったため、ウェビナーという形で実施することになりました。

118407454_3158334184264071_6571913348964683625_o参加者は、オイスカ・コーディネーターやCFP参加校の先生など、最も多い日で、100人近くが各地からオンライン上で参加。テーマに合わせた特別講師の方のレクチャーを通して、理解を深めました。毎日、異なるテーマに焦点を当て、新型コロナウイルス感染症と、気候変動・環境、メンタルヘルスケア、今後の教育の形態の変化など、これからの生活や環境に不安が多い中、とても興味深いトピックについて大学の教授や赤十字の担当者の方がお話をして下さりました。

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今回、フィリピン各地からの参加者とつながることができ、共に学べたことは、貴重な機会となりました。現在、フィリピンでは未だ感染者数が増加の傾向にあり、人が集まるようなイベントや研修、また学校や企業の再開ができない場所が多くあります。これまでの生活とは異なった、新しい生活環境への順応が求められている中、今回の取り組みは大きな一歩であったように感じます。子ども向けのウェビナーも計画中です。

そして、オイスカ・フィリピン マニラオフィスが新しくYoutubeチャンネルを開設致しました。第一弾として新型コロナウイルス感染症の予防を啓発するポスターを持った、フィリピン各地の可愛い子どもたちやオイスカスタッフの動画が投稿されていますので、ぜひご覧ください!!動画後半には、日本のオイスカスタッフや支援者の方も登場しています。(URL: https://www.youtube.com/watch?v=YUor_nzGbQ8

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このように、誰もが不安を感じ、不安定な状況の中、これまでとは異なった新しい環境で新しいやり方を求められている現在ではありますが、オイスカのスタッフはそれぞれの場所で「今できる」ことを考え、さまざまな新しい試みを行っております。これからも見守って頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

こんにちは!

インターン生の和田です。

 

今回はオイスカミャンマー研修センターでパンを製造・販売している、

エサジョ食品加工工場を紹介します。

 

研修センターでは、有機農業・養鶏・養豚の指導をはじめ、

食品加工、マイクロクレジットなど、さまざまなプロジェクトを行い、周辺の農村の発展を常に支えてきました。

 

 

その中でも食品加工の工場でつくられているオイスカのパンは村の人から人気があり、

その売り上げは研修センターの活動資金に大きく貢献しています。

人気の理由は、日本の技術。

オイスカでは保存料を使用せず、おいしくつくる技術を指導してきました。

 

 

 

そして、その技術の指導に大きく携わった方が、吉田 孜さんです。

吉田 孜(よしだ つとむ)さん

吉田 孜さんと研修生

吉田さんは、食品加工の会社に長年勤め、その後オイスカの技術アドバイザーとして活動されました。

食品加工の専門家としてご活躍され、さらに研修生や地元の人々との交流も積極的に行い、とても人望の厚い方でした。

 

吉田さんをはじめとする、オイスカのスタッフの方々の確かな知識と技術で、研修センターに大きく貢献する施設となった加工工場ですが、

今回インタビューを受けて下さった、現地スタッフのキン・チョウ・テさんには新たにやりたいことがあるのだそう。

今回インタビューを受けてくださったキン・チョウ・テさん。

今回インタビューを受けてくださったキン・チョウ・テさん。

彼女は2017年にオイスカ四国研修センターで研修を受けました。

 

現地での研修だけでなく、日本に来て研修をすることは、

現地の方々の自分たちもこうしたい、こんな風に変えていきたいという思いがどんどん広がっていくきっかけになり、

それが次の支援のきっかけにもなっていくのだと思いました。

 

楽しそうに働く工場の様子、そしてチョウさんの今後の新たな目標は、

ぜひ、こちらのインタビュー動画をご覧ください!

↓ ↓

 

 

こんにちは!バゴ研修センターの中川です。

先日、インターン生が前後編にわたる素敵なブログ(前編/後編)で、バゴ研修センターの養蚕事業と、そこから生まれた製品について発信されていましたが、今回はその製品ができるまでの過程を、実際に私が研修センターで体験した様子(今回は桑畑の管理~繭の収穫までに焦点を置いています)を通して、ご紹介したいと思います。

 

養蚕事業は、蚕の重要な栄養源となる桑の栽培と桑畑の管理から始まります。バゴ研修センターには広大な桑畑があり、7月からスタッフみんなで剪定に励みました。太陽の下での作業は大変でしたが、こまめに休憩をとりながら作業を進めました!

桑畑の剪定の様子

桑畑の剪定の様子。桑の生長はとても早いです!

次に、蚕への給桑(蚕への餌やり)です。蚕は桑しか食べず、桑による栄養補給と眠(眠っている状態)を繰り返して大きくなります。成長度合いを「齢(れい)」と表し、全部で1~5齢です(蚕は大きくなるごとに脱皮をします。初めの脱皮後に2齢、次の脱皮で3齢となり、全部で4回脱皮をします)。給桑は良い繭をつくるための重要なポイント。蚕の成長過程などによって給桑の方法は変わりますが、特に小さい時(1~2齢)は、桑の葉を小さく切って給桑する方法もあります。

2齢の蚕への給桑の様子

2齢の蚕への給桑の様子

蚕の成長度合いに伴って部屋が移ります。定期的に桑に石灰をかけます※。石灰の方法は、スタッフや蚕の成長具合によっても異なります。石灰の作業の後は、手が真っ白になりました!

(※石灰をかけることで、消毒を行うとともに、桑を萎れさせて、眠の状態からはやく目覚めた蚕が桑を食べて先に成長しないようにするねらいがあります。また、桑の葉の乾燥を促進するなどの効果があります。そうすることで、蚕の成長を均一にコントロールします。)

石灰の様子

3齢時の石灰の様子。上の方は届かず、背伸びしてます(笑)

 

蚕が大きく成長すればするほど、桑を食べる量が増えるので、給桑の頻度と量が増え、ますます忙しくなります!!時には土日祝日、また早朝、深夜などの時間を関係なく給桑しなければなりません。桑は、葉だけでなく枝ごとに分けて、まんべんなく行き渡るように置いていきます。一見桑を与えるだけの簡単に見える作業ですが、私は扇風機がないこの部屋での慣れない作業に沢山汗をかきました。

給桑の様子

4齢時の給桑の様子

繭ができたら、蔟(まぶし)と呼ばれる、蚕が繭を作りやすいようウェーブ状になっているネットから、ひとつひとつ繭を取り外します。この後、繭をきれいにして製糸の工程を経て生糸となり、そして機織り等で加工していくことでショールなどの製品を完成させていきます。

繭を収穫する様子

繭を収穫する様子。製糸担当スタッフに教わっています

このように、養蚕事業には多くの工程があり、バゴ研修センターでは、日々スタッフが取り組んでいます。

今回は、桑畑の管理から繭の収穫までに焦点を置いてご紹介しましたが、もし機会がありましたらこの後の工程もぜひご紹介したいと思います♩ 製品ができるまでには多くの工程が必要となりますが、桑の栽培から、蚕の飼育、繭の収穫、そして製糸の工程を経て生糸の生産、機織りをして商品の製作という一連の流れを一つの場所で行っているのは、世界の中でここ!オイスカ・バゴ研修センターだけ!! もし、いつか私たちの商品を手に取って頂ける機会がありましたら、これらのバックグラウンドを少しでもイメージして頂けたら幸いです。

 

~実際に体験した感想~

今回、コロナウイルス感染症の影響を受けて、予定していたツアーの中止が決まったり、外出制限によりなかなか外に出れなかったりと、歯がゆい思いをすることが多くありました。

その分、なにかセンターの中でできることはないかと思い、普段事務所にいることが多いのですが、記録を兼ねて実際に養蚕事業の活動に参加する時間を少し増やしました。スタッフの皆さんに教わりながらやってみると、思っていたよりも難しく大変でしたが、その分新しい発見も多かったです。実際には、ここに書ききれない多くの工程があり、私にはまだ理解できていない難しさが沢山あるのだと思います。蚕という、とっても小さく繊細で命のあるものを育てることは、本当に細心の注意を払う必要があることを実感しました。

この投稿が少しでもバゴ研修センターでの活動また養蚕事業の理解に繋がったら嬉しいです。