2016年3月18日

モンゴルツアー説明会に参加しました

  • 国内スタッフ
  • モンゴル③四国支部廣野です。3月10日(木)、四国研修センターに於いてモンゴル総局のニンジン事務局長と、西日本研修センターで研修中のトゥメンさんを迎えて、モンゴルツアーの説明会が行われました。

    最近の林広報室長のインドネシアレポート(スタッフブログ)や、フィリピンの養蚕事業などで、海外の各オイスカ研修センターが、具体的にどのようなことに力を入れて活動しているのか、なんとなく(本当になんとなく)理解しかけているのですが、モンゴル総局となると、私が知っていたのは、まだ研修センターができていない、という事実くらいでしたので、これはいい機会をいただいたと当日を楽しみにしていました。

    私がモンゴルについて強い興味をもったのは、高校時代の友人が大学院の研究で「モンゴルで蕎麦を作る」というプロジェクトがあり、モンゴルに何週間か遊牧民族と共にゲル生活をした、という話までさかのぼります。学生の時、アジアの中で行きたい国の順位が自分のなかで決まっており、正直モンゴルはその中に入っていませんでした。友達からモンゴルの話を聞いた時には会社員になっており、旅行に行くお金はあっても時間がない、という状況でした。そんな生活の中、壮大なモンゴルの話は、とても魅力的でした。

    モンゴルは中国とロシアに挟まれた場所に位置しているにもかかわらず、民主化の道を選んだ国であり、日本はとても重要な役割を担っています。(外務省HPより)

    オイスカモンゴル総局は今年で10年目を迎えるのですが、これまでは主に「子供の森」計画を中心に活動してきたそうです。(オイスカのHPからモンゴル総局を探すのはけっこう大変でした。)

    そして、研修センター建設用地の目途がたったこれからの10年は、有機農業に力を入れて活動し、若者の人材育成や都市に集中している人口を、地方へ戻していくという、長期ビジョンを掲げています。モンゴルの研修生OBは、まだ12名です。長い歴史の中で、たくさんの研修生を受け入れてきたオイスカにとっては少ない数ですが、この12名が今、モンゴル総局の中心となって活躍しており、これからの10年になくてはならない存在であることを、ニンジン事務局長が話してくれました。また、OBたちが、研修センター建設というひとつの目標に向かって共に歩み、夢を語り、国の発展を願い、国民のよりよい生活を望み、モンゴルで地道なオイスカ活動を続けていることに、強い意志を感じました。

    モンゴル①現在四国研修センターで研修を受けているトウガさんは、研修センター建設予定地域の出身です。頑張って10ヵ月の研修を乗り切り、胸を張って帰国してほしいです。

    ニンジン事務局長、トゥメンさん、貴重なお話をありがとうございました。

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