タイ・チェンライ事務所より 「コーヒー」と「命」  

広報室倉本です。

早いものでもう7月。
日中少し出歩くだけでも、じんわり汗の滲む季節になりました。
一方で、いまだ梅雨時期が続いていることもあり、頭上は真っ白。一面雲、という日も少なくありません。
しかし、今月発行の月刊「OISCA」7月号トピックは、夏の天体について。夜、雲の切れ間からきれいな星を見ることもあるかもしれません。トピックでは、今月・来月の天体情報も紹介しているので、ぜひご覧ください。

そして、7月号に関連して今回のブログでご紹介するのは、月刊「OISCA」お馴染みのコーナー「スタッフ日記」から。

本誌では、タイ・チェンライの事務所に入り浸るネコたちの気ままな様子を取り上げて掲載していますが、他にも同スタッフからたのしい「日記」がさらに2本届きましたのでご紹介します。

 

……チェンライのコーヒー、ぜひ現地で飲んでみたいなあ。


以下、本文です


 

(本部海外事業部 北部タイ事業担当/田野井智之)


■コーヒー好きのチェンライ自慢
突然ですが、チェンライはコーヒーが有名なんです。そう言われてもピンとこない方が多いと思いますが、でも有名なんです。それもそのはず、悪名高いゴールデン・トライアングル付近で、タイ王室の支援によりケシの代替作物として転作が進められたのが1988年のこと。以降、タイ北部ではコーヒー栽培が活発化し、同時に国内のコーヒー文化も発展していきました。そう、チェンライのコーヒーの歴史はまだ浅いんです。
突然ですが、私がこの世で一番好きな食べ物はコーヒーなんです。そう言われてもピンとこない方ばかりだと思いますが、でも好きなんです。初対面のタイ人に「食べ物は何が好き?」と問われても、コーヒーと即答します。ちょっと空気を読んで、ソムタムとかトムヤムクンなどと答えておけば少しは会話がはずむのでしょうが、魂は売れません。
束の間の休日は、せっせとカフェ巡りに精を出します。「店員の態度が悪い」「酸味が強すぎる」「トータル53点!」と実態はただの粗探しですが、この道楽(?)だけはやめられまへん。コーヒー好きの方、いつでもご案内しますよ!

コーヒー好きのタイの役員とともに

コーヒー好きのタイの役員とともに


■命を食べて、命を育てる
「ミツバチが天敵のスズメバチにやられた」「牛が古井戸に落ちて亡くなっちゃいました…」―チェンライでの事業が始まって以降、この種の悪い報告はたびたび入ってくる。ここでの活動は森づくりを同心円の中心に据え、さらにはその森林資源を活用した養蜂などの産業を育成し、住民の生計向上を促進するものである。
生き物を対象にした活動はすこぶる難しい。気候や疫病、さまざまな天敵、あるいは人為的な事故にも気をもまねばならないからだ。そして住民の活動は、これらの命の上に成り立っている。たびたび耳する冒頭のような報告には胸が痛む。
一方で「昨日、子豚が8頭生まれたよ」「養殖の魚がかなり大きくなったよ」といった嬉しい報告も。とても不安定で、でも、とても高貴な生き物たちの命と向き合い、活動は進んでいく。豚さんもお魚さんも大きくなるんだよ、いずれ食べられるけど(苦笑)。
ところで、命といえばチェンライ事務所でも。ここでの庶務を担っている女性スタッフが、現在妊娠中。この号が発行されるころには、きっと元気なお子が誕生していることでしょう。

大きくなるんだよ、でもいずれ...

大きくなるんだよ、でもいずれ...