「日本の豪雨災害のニュースを見ました。ご家族や村の方達は大丈夫ですか?」

2020年7月15日 ( カテゴリー: 本部スタッフのブログ )

本部・海外事業部の藤井です。

コロナ禍が続く毎日ですが、海外の現場では新型コロナウイルス対策の取り組みが各国で続けられています。
その様子は、こちら↓のページからご覧ください。皆さまのご支援、ご協力宜しくお願いいたします。

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今日は、先日、業務調整のためにオイスカ・ミャンマーのスタッフに連絡を取った際のお話です。

自分からの電話に出たスタッフの第一声が、「日本の豪雨災害のニュースを見ました。本当にひどい状況ですね。坂本さん(※坂本進氏)のご家族や村の方達は大丈夫ですか? スタッフ一同が、皆さんの無事をお祈りしています」というものでした。

さらに聞くと、現地スタッフの中に、約3年前の「平成29年7月九州北部豪雨」の被害を覚えている者がおり、そのスタッフが日本の九州地方で豪雨が続いているとの情報を見て、これまでお世話になってきた坂本さんの安否を気にかけていたとの事でした。

早速、自分が現地スタッフの思いを坂本さんに電話で伝えました。

 

藤「ミャンマーのスタッフが、今回の九州地方の豪雨で坂本さんや家族のことをすごく心配していました」

坂「それは、ほんとうにありがたいですね。幸い、現時点では、こちらは大丈夫です。3年前の豪雨災害で自分の村も被害を受けましたが、その後、堤防工事や川幅の拡張などの対策工事が行われ、先月丁度終わったところだったんですよ。だから、今回は前回と同じような被害は出ないのではと思っています」

藤「それを聞いて少し安心をしました。でも、くれぐれもお気をつけください」

坂「自分から話があります。今のミャンマーでの新型コロナ拡大がある程度収束し、日本人が現地訪問できるようになったら、ぜひ、オイスカ・ミャンマーの両研修センターに行きたいです。今年、現地に到着した2台のコンバインの使用や整備の方法について、ボランティアで現地スタッフに指導できればと考えています。それは大丈夫ですか?」

藤「現時点では、まだ訪問はできませんが、コロナが収束すれば、ミャンマーへの外国人の訪問も再開される可能性があります。その際は、現地を訪問して頂き、機械整備の指導をご検討下さい。オイスカ・ミャンマーからもお願いすると思います」

 

坂本進氏は、2010年からオイスカの賛助会員であるとともに、西日本研修センターで学ぶ研修生に、農業機械の操作やメンテナンスの指導を行っていただいています。また、オイスカの海外の現場を訪問し、現地のスタッフに対する機械整備の指導も続けていただいています。特に、ミャンマーには熱心に足を運ばれ、2011年以来これまでに通算7回現地訪問し、農業機械整備の指導などをしていただきました。そして、農業機械関連のご指導以外に、これまでに学校校舎寄贈、トラクター1台、コンバイン2台を現地研修センターへ寄贈して頂きました。併せて、現地訪問の際には、教育支援として文房具のご支援も頂いています。

以下、今年の1月に坂本氏から寄贈された2台のコンバインが現地に到着した際と、2014年3月にトラクターを寄贈して頂いた際の記事です。

【海外ニュース】ミャンマーのセンターに中古農業機械が到着!
※ページの下の方に該当の記事が掲載されています。

【海外ニュース】ミャンマー農林業研修センター 研修センターにトラクター寄贈 地域の農業発展の一助に

そして、以下の写真は、今年2月に両研修センターに到着した2台のコンバインです。中古ではありますが、坂本氏ご自身も日本で使用されていた現役バリバリの農業機械です。現地では農業機械はまだまだ高価で、持っている農家は限られていますが、昨今、ミャンマーでも農村部での労働者不足により、急速に農業機械の需要が高まっています。今回坂本氏から寄贈して頂いた2台のコンバインは、両研修センターで研修生への指導などに利用される予定です。ミャンマー国内の新型コロナが収束し、坂本氏から農業機械関連の指導を受けるのを、現地オイスカ・ミャンマーのスタッフ一同は心待ちにしています。

坂本氏が実際に利用されていたコンバイン。中古だが現役です。

坂本氏が実際に使用されていた大型コンバイン。中古ですが現役バリバリです。

少し小型で小回りが利くタイプ。こちらも現役で利用されていた。

少し小型で小回りが利くタイプ。こちらも現役で利用されていました。

日本ではコロナ禍が続き、併せて豪雨災害も心配をされる中ではありますが、引き続き、コロナ対策緊急支援募金へのご協力宜しくお願いいたします。