九州北部豪雨被災地支援 ボランティア初めに15名が参加 農業復興を中心にニーズに応じた活動を継続

2018年2月20日 ( カテゴリー: 国内ニュース )

 オイスカでは、西日本支部および西日本研修センターを中心に、2017年7月に発生した九州北部豪雨により被害を受けた地域で復興支援活動を行っています。震災直後から9月末までは、オイスカの支援組織がある福岡県朝倉市などで、住宅などに流れ込んだ土砂を取り除く復旧支援を続けてきました。11 月からは農家の要請に応える形で、月に1、2回、畑の土砂出し作業などを行っています。

イチジク畑の土砂を運び出す研修生たち

イチジク畑の土砂を運び出す研修生たち

 1月19 日、今年初めてのボランティアを朝倉市杷木町に派遣し、地元の方たちと一緒に作業を行いました。参加したのは、センターで学ぶ6ヵ国の研修生と地元の学生ら15名です。同町は柿やブドウなどの果樹栽培が盛んでしたが、土砂災害により多くの家屋や果樹園に甚大な被害を受けた地域です。
 この日は志波地区のイチジク畑で、山手から流れ込んだ土砂の搬出を行いました。一輪車に土砂を積み込み、畑の外に運ぶという、人力による地道な作業が繰り返されました。参加者は、「朝から午後にかけて重労働が続いたが、研修生の皆さんと団結して無事に終えることができた」と話し、達成感を覚えている様子でした。また、同地区で最も被害の大きかった果樹園で柿の収穫も体験。センターで果樹の栽培も経験している研修生にとっては、よい学びの機会ともなりました。
 災害から半年以上が過ぎた現在、さまざまな復旧が進んではいるものの、被災された農家の方々からのボランティアに対する期待は高まっています。しかしながら、関心を持ってボランティアに参加する人は減少傾向にあり、現地のニーズに対応するのが困難な状況となっています。支援を担当するセンターの豊田敏幸副所長は、「農家にとっては春の芽吹きの季節から作業をスタートできることが一番の喜びであるはず。ボランティアの派遣が少しでもその手助けになれば」と話しています。
 オイスカでは支援募金の受け付けは終了していますが、今後も地域と連携しながら支援活動を継続していきます。

収穫した柿は同地区の名産品である”柿酢”になる

収穫した柿は同地区の名産品である”柿酢”になる

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