【国際スピーチコンテスト2021】受賞作品のご紹介

2021年7月30日 ( カテゴリー: イベント )

 

「国際スピーチコンテスト」の国内審査・受賞者の皆さんのスピーチ(原稿)を紹介します。

▼『青年部門』
【最優秀賞】大山 涼也さん (25歳 東京)『Why Not You? The Importance of Environmental Conservation~ Realization from my overseas experiences 』/『海外生活で気づいた環境を守る大切さ~自分じゃなければ誰が、今じゃなければいつ行動するのか~』
【優秀賞】小林 愛明さん (19歳 新潟県)
【特別賞】Kaoru McGregorさん (30歳 カナダ/日本国籍)
【特別賞】佐藤 駿一さん (29歳 山梨県)『生物多様性と環境保全』
【特別賞】坂田 悠綺さん (27歳 東京都)『Creative My Eco Wave』/『繋げよう、エコの波』
【特別賞】Joyce Villanuevaさん (29歳 愛知県/フィリピン国籍)『BIODIVERSITY AND ENVIRONMENTAL CONSERVATION』/『生物多様性と環境保全』
【特別賞】杉山 智陽さん (19歳 静岡県)

 

小学生部門

 


【最優秀賞】

星 万潤さん (11歳 新潟県)
『三ツ星エコクラブ』

私は、小学2年生から「カラスビシャク」「スミレ」「ヒャクニチソウ」などの植物の観察、実験をしてきました。その結果「カラスビシャク」は、種だけでなく「むかご」という繁殖の方法や、「スミレ」は春は花を咲かせますが、雪が降るまでに省エネモードになり、花は咲かせずに「ヘイサカ」という種をつくります。「ヒャクニチソウ」は折れても、曲がっても太陽に向かって立ち上がる力を持っています。このように植物は繁殖のために、次の世代のために命をつなぐ努力や工夫を人間が気にもとめない間にひっそりと静かにがんばっているのです。

また、私が住んでいる魚沼市は「クマ」や「サル」などが近年山から下りてきて、作物を荒らしたり、人間に危害を加えるなどの事件が秋になると増えています。「タヌキ」は朝になると道路で車にひかれて死んでいるのをよく見るようになり、カラスがつついているのを見るとなんだか怖い気持ちになります。これは山の環境が変わり、食べ物である「どんぐり」などが不足して、お腹が減って里におりてくるのだと思います。「クマ」も「サル」も「タヌキ」も次の世代に命をつなぐために生きることに必死なのです。人間にとっても「クマ」に襲われたり、せっかくの畑の作物を食べられたらいやな気持になるとは思うけれど、動物たちは人間のように食べ物を育てることはできません。そうなのであれば、人間が山を育て、「どんぐり」や「クリ」などの木を植えたり、増やしたりすることを考えてもいいのではないでしょうか。

私は母の影響で環境保全やエコについても活動をしています。家族で「三ツ星エコクラブ」を結成し、今年で7年目になりました。身近にできるゴミの分別、節電、3Rなどコツコツ続けて、さらに小学生向けに地球温暖化防止のための環境教室を開いています。壁新聞などでも呼びかけ、たくさんの人に少しでも環境について興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。姉はプラスチックにかわる素材の研究をしたいと進路を決めました。私も、植物の繁殖や山の環境を整えるような研究をこれからもしていきます。

私は、動物や植物の方が、人間よりも未来や次の世代のことをすごく考えているなと尊敬します。私たち人間は、これからの未来、次の世代のために「今」どんなことをしたらいいのでしょうか。動物や植物と共にこれからも長く長くこの地球で暮らしていけるように話し合ったり、協力したり、力を合わせていけたらいいと私は強く思います。

 

【優秀賞】

松本 憩さん (10歳 山口県)
『弟のアゲハチョウ計画』

小さなみかんの木にアゲハチョウがひらひら飛んでくると弟がウキウキしだします。家の庭には10センチくらいの小さなみかんの木が10本あります。これは、弟が2年前の冬に食べたみかんの種をまいて芽を出して成長させた木です。弟は虫が大好きで、図書館でよく虫の本を借り、アゲハチョウがみかんの木が好きで卵を生むことを知りました。その時、食べていたみかんがとても甘くておいしくて、これならアゲハチョウの幼虫もこの葉を食べてくれると思って植えました。みかんの種はすぐに芽を出して成長しました。春になるとすぐにアゲハチョウがやってきて、とても小さな木を見つけて卵を生みました。幼虫は最初は小さく黒いけれど、どんどん大きく太く緑色に変化します。小さな木の葉は6枚くらいしかなくて、幼虫はその木の葉を全部食べ尽くしてしまいます。そのたびに弟が幼虫を違う木に移してあげていました。幼虫は10本のみかんの木の葉を全部食べ尽くしてさなぎになり無事にアゲハチョウになりました。

みかんの木は葉がなくなって細い枝だけになってしまいました。それでも夏には光をたくさん浴びて葉が増えて、少しずつ成長します。私は虫が苦手なのでどちらかというとみかんの木の方が心配です。今年の春、またアゲハチョウのシーズンが来ました。みかんの木はまだまだ小さいのにちゃんとアゲハチョウはそれを見つけて卵を生みます。どうやってこんな小さな木を見つけるのか、すごいと思います。幼虫はまた葉をたくさん食べてまるまる太ってさなぎになっています。今年は葉が20枚以上に増えたけれど、それでも一本では幼虫が大きくなるには足りません。幼虫の様子を見て、弟が違う木に移動させ、おいしい葉を食べさせています。3匹の幼虫が無事に成長していきました。

みかんの木なんてそこらじゅうにあるわけじゃないのに、アゲハチョウを時々見かけます。どこで卵を生んでいるのかなと心配してしまいます。私はアゲハチョウを守るために、これからもみかんの木を育てて行きます。みかんの木の成長はゆっくりだけれど、毎年観察していると枝や葉は確実に増えています。もっと大きくなるとたくさんのアゲハチョウが卵を生んでも平気になると思います。5才の弟でもアゲハチョウを守るためにみかんの種をまきました。私も負けないで自分にできることを考えて挑戦していきたいです。

 

【特別賞】

山口渓心さん (9歳 千葉県)
『みんなの森をつくる』

ぼくはときどき、虫をころす。それは、ほんとうは、かなしいことだ。虫にもお父さんやお母さんがいるから。それでもぼくは、虫をころすために森へいく。

ぼくは千葉県の市川市で、森のボランティアのお手つだいをしている。ぼくのせんせいたちは、とてもやさしい。いつも森のおせわのしかたを、いろいろおしえてくれる。今年の五月には、くぬぎの子どもの木をまもるため、葉っぱを食べてしまう虫をみつけて、木からとるかつどうをした。

たすけたくぬぎの木は、大きくなってほしい。もしかしたら大木になって、子どもをふやして、森になるかもしれない。そこは、たくさんの生き物たちの家になり、ふるさとになる。もしかすると、ころしてしまった虫のしそんも、いるかもしれない。

森は、生き物をたすけてくれる。きたない空気をきれいにしたり、大雨のときにまもってくれる。だから人間は、自然なしでは生きられない。たぶん自然は、人間がいなくても生きられる。でも、自然と人間がたすけあえると、もっとたくさんのなかまたちが生きることができる、もっと大きなみんなの森をつくれるとおもう。
だからぼくは、自然となかよしになって、いろいろな生き物がくらす森をつくりたい。人間がくらす町にある森は、ほうっておいても、そんな森にならないらしい。自然と人間がなかよくして、いっしょにたすけあって、みんなの森ははじめてできる。

木は、虫を自分ではとれない。虫も、木を自分ではそだてられない。だからぼくは森にいって、森のボランティアのせんせいたちにならって、森のおせわをしたい。

ぼくはこれからも、ときどき虫をころす。木をまもり、森をまもり、そして虫たちのしそんもまもるためだ。きっと、いろいろな木がそだち、たくさんの生き物たちもやってくるとおもう。みんなの森をつくるため、ぼくはこれからも自然となかよくなるほうほうを、学んでいきたい。

 

【特別賞】

竹下雄惺さん (12歳 東京都)
『帰ろう 里山! 変えよう 未来!』

僕は今「となりのトトロ」のモデルとなった八国山の近くに住んでいます。今でも自然豊かな森林ですが、近くにあるドラッグストアには、この時期たくさんの殺虫剤が並んでいます。人間の視界に虫は存在してはいけないと言わんばかりの量です。ごめんなさい。本当はハチや蚊だって生態系を保つために大切な役割を持って生きているのに・・・。

先日道路で一羽のスズメが車にひかれてつぶれた状態になって道路に貼りついていました。スズメ自体都心ではめったに見られなくなっている鳥なのに。ごめんなさい。日本は毎年何千人も交通事故で死んでいるのに、車という便利な文明の利器をなくそうなんて言う人は誰もいないのです。

今やっと世の中が地球温暖化を防ぎ生物多様性を守ろうと動き出しました。SDGSを宣伝広告に使っている企業も多くなりました。でも僕は思うのです。人間からお金と欲望の価値をゼロにしない限り、多様性の破壊のスピードは多少落とせても根本的な解決はできないのではないかと。先人が作り上げてきたたくさんの発明や利便性、そしてお金持ちになる事で得られる贅沢な生活を、人間は生物多様性を守るために、簡単に捨てて過去の生物との調和の取れていた時代の生活に戻れるのでしょうか。もしくは科学やAIなどの技術の発達で多様性を克服できるのでしょうか。
買い物の際のビニール袋をやめてエコバック持参を推奨されているけど、エコバックを作る時にも環境破壊は起きています。しかもコロナ禍で毎回洗う人もいるでしょう。水質汚染につながります。結局これをしたら絶対に生態系を守れるというものはないのです。そう考えると僕に何ができるのだろうと悲しくなります。

でも日本は数十年前まで人間も生物多様性を保つ重要な役割を果たす「里地里山」で生活をしていたことを知りました。ぼくの祖母は八ヶ岳のふもとの川の近くで、田んぼや畑を持つお家で育ったそうです。学校から帰ると毎日近くの林に薪を拾いに行って火付けのために松の葉や枯葉も集めたそうです。そうすることで林の地面に日光が入り草が生え、虫や小動物がたくさん生きていけるし、人も環境破壊することなく、自給自足をして自然と調和して生きていけたそうです。でも最近は都市一極集中で、里地里山に生きる人が減ってきて林の手入れもできなくなってきたそうです。

僕は将来、日本独自の里地里山文化を再興させることで生物多様性問題と向き合いたいと思います。そのためにも大人の人達にお願いです。どうかこれ以上里地里山を住宅街に変えないでください。人間ファーストの基準が間違っていることに気づいてください。他人事ではないのです。地球の悲鳴の声を聞いてください。耳を澄まさなくても、あちこちから聞こえていませんか?

 

【特別賞】

宮部 碧さん (12歳 愛知県)

僕は、小学校3年生の時にオオタカという猛禽に出会ったことをきっかけに、もっと僕の身近に猛禽たちが見られる環境にしたいと思うようになりました。僕にできることは何かを考え、地元の上高湿地の保全活動に参加するようになりました。

上高湿地は、2016年7月に東海丘陵湧水湿地群の一つとしてラムサール条約登録湿地になりました。この湿地には、世界でも珍しいシデコブシやトウカイコモウセンゴケ、シラタマホシクサなど多種多様な希少な植物があります。湿地の中心にある池には、タヌキモという希少種の植物がたくさん生えています。湿地の保全活動では、保全会のメンバーの一員として、草刈を手伝ったり切った木や枝を運んだりしています。時には、メンバーの人たちと一緒に生き物の観察をすることがあります。初夏になると、ハナカマキリがシデコブシの花の蜜を吸いに来る昆虫を食べている様子を見ることができます。また、季節によって、きれいな花を咲かす植物を見るとわくわくします。朝早くから湿地に入ると木々の間から鳥たちのさえずりを聞くこともできます。ムササビが木に登っていくときの爪痕や食べたばかりの食痕、メジロの巣や鳥の羽を見つけることもあります。湿地の森には、多くの生き物が住んでいることが分かりました。

僕は、上高湿地にフクロウの死骸を見つけたことがあり、湿地の森もフクロウなどの猛禽が安心して住めるように環境を整えたいと考えました。そこで、フクロウの巣箱の設置をするようになりました。湿地の森の近くにも、いくつかの巣箱を設置して、子育てができるようにしています。なかなか気に入ってもらうことができませんが、いつか僕の巣箱で子育てをしてくれる日がくるといいなと思って活動を続けています。

僕は、大好きな猛禽や上高湿地のことをたくさんの人に知ってもらって関心をもってもらうことで、保全活動の輪を広げたいと思っています。その一つの方法として、月に一回程度「猛禽新聞」を発行しています。この新聞には、上高湿地の保全活動をすることで貴重な植物が毎年みられることやフクロウなどの生き物の魅力を伝えるように製作しています。
これからも上高湿地を守り、たくさんの生き物や地域の環境を守り続けていきたいと思います。

 

【特別賞】

内藤栞菜さん (12歳 愛知県)
『地域の自然をみんなで守りたい』

私の住んでいる石野地区には、ラムサール条約にも登録されている、上高湿地があります。上高湿地は様々な貴重な植物、中には絶滅危惧種に指定されている植物までも数多くあるとても貴重な湿地です。私は、その湿地で毎月行われている、保全活動に参加しています。私は友達がこの活動に参加していることを知り、その友達と一緒に活動に参加することにしました。この活動での主な作業は、混みあった木の枝を切ったり、増え過ぎた野草を刈ったりすることです。私たちは、まだ子供なので、枝を切ったり、草刈り機をつかうことができないので、大人の人たちが切ったり刈ったりしたものを、決められたところまで運ぶ作業を主に行っています。力が必要な大変な作業ですが、湿地の貴重な植物のために環境を整え、枯れてしまわないようにするために、とても大切な作業だと思います。

また、私が通う小学校では六年生が上高湿地の植物や生き物について学んだ内容を下級生に伝える、湿地学習会を毎年行っています。湿地の学習では、私たちはインターネットや図鑑で調べるだけでなく、現地で植物や生き物に詳しい方に、実際に植物や生き物を見ながら説明をしてもらい、学習します。自分の目でしっかり見て、下級生に分かりやすい説明ができるように言葉を考え、時間をかけて準備をします。観察会では、私たちがガイド役になり、下級生の子に詳しく説明をすることができ、みんなに湿地のことをよく分かってもらえました。私はこの学習を通して、湿地の植物や生き物を保護することの大切さを知ってもらい、貴重な自然をみんなで守っていきたいと思っています。

また、私達の学校は、地域の里山に咲くささゆりを守る活動も二十年以上行っています。私が住む地域では、六月ごろに多くのささゆりが花を咲かせます。しかし最近は環境の変化で、ささゆりの数も減ってきています。私達はそんなささゆりを守るため、鷹見の里を歩こう会という会で、ささゆりが咲く場所に「ささゆりを大切に」という看板を立てる活動を行っています。私は、このささゆりを守る活動を通して、地域の自然環境を大切にする気持ちを地域や多くの方に持ってほしいと思っています。私は、このような環境保全活動を通して、皆さんに少しでも地域の自然を大切にする意識を持ってもらい、地域や多くの方といっしょに、貴重な自然環境を守っていきたいと思います。

【特別賞】

大平 千春さん (7歳 長崎県)
『棚田と生き物とわたし』

わたしのなまえは大平千春です。坂本小学校の2年生です。日曜日はお父さんに潮干狩りやタケノコ堀り, 魚釣りにつれて行ってもらったり、キャンプに連れて行ってもらったりします。遊びに行くと色んな生き物に会うことができます。私があった生き物たちはとてもかわいいです。トカゲやイモリ、カエル、オタマジャクシ、かに、魚のキスとか、羊などの動物とも触れ合いました。うみけむしはちょっと気持ち悪かったです。

色んな生き物に会って、お父さんに色んな生き物について教えてもらって、もっと生き物や自然のことを知りたいと思いました。

6月6日の日曜日、私は大中尾棚田に行きました。家族や地域の人たちと棚田でお米の苗を植えました。田んぼに裸足で入ったので、最初は気持ち悪かったけど、そのうち慣れて泥が気持ちいいなと思いました。田んぼではカエルやオタマジャクシやイモリに会いました。オタマジャクシは目や鼻や口がどこにあるかわからなくてびっくりしました。

私は、棚田を守る人たちが少なくなっていることを知って、とても心配になりました。なぜかというと、色んな生き物が棚田を必要としているからです。もし棚田がなくなってしまったら、私の大好きな生き物たちのすみかがなくなってしまいます。カエルやイモリ、オタマジャクシがいなくなったら、それを食べる他の生き物たちもいなくなってしまいます。本で生き物や自然は全部つながっていると読んだことがあります。私も棚田や生き物とつながっていると思います。だから、私は棚田を助けたいです。もっとたくさんの人に棚田に来てほしいです。そのためにもっと棚田のことを知りたいと思いました。私は大きくなったら棚田を守る人になりたいです。

My name is Chiharu Ohira. I go to Sakamoto Elementary School. I’m in the 2nd grade. On Sundays, my father takes me to camping, bamboo shoot digging, clam digging, fishing, and lots of places. When we go out, I meet a lot of animals and small creatures. They are always very cute. I have met lizards, newts, frogs, tadpoles, crabs, fish, sheep, and more. But only the bristle worm or a sea mouse was a little creepy for me. My father taught me a lot of things about those animals and creatures, and I want to learn more about them and where they live.

Two weeks ago, I went to Onakao rice paddy terrace. I planted young rice plants with my family and people who live in the neighborhood. I went inside the rice paddy with bare feet and it felt gross at first, but soon I started to like the feeling of mud. Inside the rice paddy, I found frogs, tadpoles, and newts. I was surprised that tadpoles look like they don’t have eyes, a nose, and a mouth.

I heard that there are not many people to take care of the rice paddy terrace like before, and I am very worried. I am worried because a lot of animals need the terrace. If there is no terrace, the small animals I love will not have a place to live. If the small animals are gone, other animals that eat them will disappear, too. I read in a book that all animals and nature are connected. I think I am connected with nature and animals, too. So, I want to save this terrace. I want more people to come to this terrace. I want to know more about the terrace, and when I grow up, I want to be the person who take care of this terrace.

 

 

 

『中学生・高校生部門』


 

【最優秀賞】

衛 千尋さん (15歳 千葉県)
『Save Orangutans’ Home』

Do you know which animal name means “The Man of the Forest”? It is orangutan—the world’s largest tree climbing mammal, and also one of my favorite animals.

I lived in Jakarta, Indonesia for 3 years when I was little, and my parents often took me to the zoo. At the zoo, I had a lot of fun experiences.The most memorable one was cuddling an orangutan.

One day, when I was 7, I went to a zoo called Taman Safari Bogor. The zookeeper there asked me if I wanted to cuddle and take pictures with an orangutan. I was a little scared at first and refused to do it, but my parents and the zookeeper encouraged me, so I decided to give it a try. When I actually held one, it started to play with my hair, and smiled at me. That really felt nice. From that day on, I became obsessed with orangutans, and started to learn more about them.

Nowadays, these lovable creatures are endangered. As you know, orangutans live in the rainforests of Indonesia and Malaysia. In recent years, researchers have become concerned that they could face complete extinction within 10 years unless action is taken to preserve the rainforests where they live. Many of their habitats are being destroyed, mostly by human activities such as illegal logging, converting forest to palm oil plantations, and large-scale forest fires. Over 60 percent of their forest in Indonesia and Malaysia have been destroyed in the past four decades. When I first heard about this, I felt extremely shocked and heartbroken.

After moving back to Japan, I was surprised that people around me didn’t know anything about the endangered status of orangutans, or even about the orangutans themselves. Because of this, I tried to think of ways that I can personally help them.
As a first step to protecting orangutans, I’m planning to establish an organization in my school to spread knowledge about them, and publicize the fact that they are critically endangered. High school students could gather to learn about programs done by NPOs, and discuss what we can do now to prevent habitat destruction. We could post our activities to social media in an attempt to get more people, especially youngsters, to join us in our crusade.

In Ichikawa City, where my school is located, there is a zoo which is currently breeding several orangutans. By creating a program with the zoo, we could invite students in schools in Ichikawa City to meet the orangutans, which could make students aware of their endangered status. Through this program, we could collect money for charity organizations, saving the orangutans in places like Borneo.

You might think that issues such as forest habitat destruction are just related to orangutans, but these are just a few of many environmental problems our planet is facing. We, especially the younger generation, need to tackle them.

To take a more holistic approach to saving our planet, we must change our daily lifestyles by reducing the use of paper and electricity, reusing old items, and recycling waste. These ways can help save not only the orangutans, but can also prevent the global ecosystem from collapsing.

Thousands of animals and plants live together to create a complex, yet delicate, ecosystem. As human beings, we are all responsible for the bad state it is in now. We have to take action before it is too late.

Greta Thunberg, a teen environmental activist said that, “ The moment we decide to fulfill something, we can do anything.” So why don’t we start doing what we can to save the orangutans and our planet?

 

突然ですが、ここで質問です。「森の人」という意味の名前を持つ動物を知っていますか?正解はオランウータンです。木を登り生活する哺乳類の中で世界最大であり、私の好きな動物の一つでもあります。

私は小さい頃にインドネシアの首都・ジャカルタに3年間住んでいました。その頃、両親は動物園によく連れて行ってくれました。動物園では楽しい体験がたくさんありましたが、一番印象的だったのはオランウータンを抱っこしたことです。

7歳のとき、動物園タマンサファリ・ボゴールを訪れた際、飼育員の方からオランウータンと抱っこして一緒に写真を撮らないか、と言われました。最初は少し怖くて断りましたが、両親や飼育員に励ましてくれたので、やってみることにしました。実際に抱っこしてみると、オランウータンはニコニコしながら私の髪で遊んでいて、とても可愛かったです。その日をきっかけに私はオランウータンに興味を持ち、彼らについて詳しく学ぶことにしました。

ご存知のように、オランウータンはインドネシアとマレーシアの熱帯雨林に生息していますが、現在その生息地の多くは、主に違法伐採、森林のパーム油プランテーションへの転換、大規模な山火事などの人間活動によって壊されました。何とインドネシアとマレーシアの森林の60%以上が、過去40年間で破壊されました。科学者は、熱帯雨林の保護問題に早急に取り組まない限り、オランウータンは10年以内に完全に絶滅してしまう可能性があると懸念しています。これらの事実を初めて聞いたとき、私は非常にショックを受け、言葉を失いました。

日本に戻ってきてから、周りの人々がオランウータンのことや彼らが絶滅危機にあることを知らなかったことに驚きました。そのため、私は自分たちでもオランウータンを救える方法を考えました。

まず、自分の学校でオランウータンに関する知識、絶滅危機に瀕している実態を広めるためのサークルを立ち上げたいと思っています。生徒たちで集まってNPOが行っているオランウータンの保護プログラムを調べたり、私たちが学生として森林破壊を防ぐ方法を考えたりする活動をします。また、SNSなどで発信することにより、より多くの人にこの活動を知ってもらい、さらに一緒に取り組んでもらいたいと思っています。

私の学校がある市川市には、現在オランウータンを飼育している動物園があります。動物園とサークルで協力して啓発プログラムを作り、市川市の学校の生徒たちにオランウータンの絶滅の危機に瀕していることを知ってもらい、募金活動を行うことによって、ボルネオなどでオランウータンを救うことができるのです。

森林生息地の破壊などの問題はオランウータンにのみ関連していると思われるかもしれませんが、これらは地球が直面している多くの環境問題のほんの一部です。私たち、特に若い世代は、真剣に取り組む必要があります。

地球を救うためのより身近なアプローチとして、紙や電気の使用を減らすことや古いものの再利用、廃棄物をリサイクルすることなど、私たちの日常のライフスタイルを変える必要があります。これらの行動は、オランウータンを救うだけでなく、生態系が崩壊するのを防ぐのにも役立ちます。

何千もの動植物が共存して、複雑でありながら繊細な生態系を作り出しています。今の劣悪な環境に対して、私たちは皆責任があります。手遅れになる前に行動を起こさなければなりません。

10代の環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんは、「私たちが何かを成し遂げようと決心した瞬間、私たちは何でもできる」と述べました。では、オランウータンと地球を救うためにできることを始めてみませんか?

 

【優秀賞】

佐々木 文葉さん (15歳 広島県)

“Hey, look! Firebugs!” What I witnessed that night during my school trip was a bright and beautiful surprise. I became fascinated by the fireflies which have appeared in Japanese haikus and poems for centuries. From that day, I have spent a lot of time learning about fireflies. For example, did you know that they are called fireflies, lightning bugs, or glow-worms based on the region, but are actually not flies, bugs, nor worms. They are in fact beetles. I also came across the sad fact that the number of fireflies have been in decline for a decade in Japan. Why are they disappearing? It was simply unclear to me because we have a lot of clear rivers and mountains recognized as 100 bodies of pure water and Cultural Heritage Sites in Japan. These are where fireflies live. What I researched and found was that the decrease was not because of nature, but us, people.

So, what did we do to them? The answer is too much artificial light concentration, also known as light pollution, which confuses the fireflies when it is time for them to lay their eggs. When looking for a mate, it is difficult for them to distinguish between their own light and artificial light. This is similar to turtles hatching. It is difficult for turtles too to distinguish between moon light and the light from beach-side hotels. We are making them confused without realizing the issue.

Now, what should we do to protect their routines? One thing we must not do is shine light on them directly with our phones or flashlights when we enjoy looking at them. This will prevent them from getting confused in bright places and will not interfere with their biocycles. In addition, by keeping our lights off, we can better see the contrast between fireflies’ light and the darkness of the night.

Furthermore, turning off our light allow us to experience the clear wonderful night sky that is filled with many stars and, as a bonus, lets us see Mars or Jupiter, planets we can see without a telescope when the weather is good and there are no lights nearby. The benefits of staying dark are not only natural, but also practical and cost-effective as well, since reducing light pollution also saves electricity. Considering multiple positive outcomes is critically important when thinking about solutions, and this one is both environmentally and financially friendly.

This one simple solution provides us a lot of benefits which are good for fireflies and people as well. We can start by doing little things at first, which will lead to big solutions if we continue. For instance, we can promote firefly-saving activities for school children. In fact, in October last year, elementary school children in Yamaguchi bred and released almost 13,000 fireflies. We can climb step by step. Taking positive action will light up both fireflies’ and our futures.

 

【特別賞】

渋田 陽菜さん (15歳 福岡県)

私は中学生の時まで、正直環境問題に興味を持ったことはありませんでした。もちろん社会のSDGsの授業や、道徳の授業で環境問題について真面目に学んだつもりですが、授業外では、環境問題について考えたり、興味をもったりはしませんでした。

そんな私は、高校生になって、科学部に入部しました。ある日、部活で先輩が研究しているというウミホタルを文化祭で展示することになりました。そこで、先輩にお願いしてウミホタル採取に連れて行ってもらうことになりました。

一緒に行ったのは、先輩と先輩のお友達と科学部の同級生1人と私の4人で、夕方から夜遅くまで採取をしました。お腹がとてもすく時間だったので、私はお菓子を持って行きました。ウミホタルが餌にかかるのを待つ時間に私はみんなでお菓子を食べようと思って声をかけると他の2人は大喜びでしたが、先輩は1番に、「お菓子は食べてもいいけど、ゴミとかは散らかさないようにね。」と言いました。もちろん私もポイ捨てをする気はなかったのですが、いつも以上にゴミに気をつけながらお菓子を食べました。みんなとお菓子を食べるのは楽しかったですが、後から考えると食べる前にゴミについて注意する先輩はすごいと思いました。後輩から嫌な目を向けられたくなくて、賑やかな空気を壊したくなくて、後輩に注意できない先輩はたくさんいると思います。しかし、私の先輩はきちんと伝わるように注意してくれました。そこで、私の環境に対する意識は大きく変わりました。今までは環境を汚しさえしなければ良いと思っていましたが、自分以外の人にも声をかけることは大切なことだと気づきました。自分だけが心の中で環境を意識しても、大して何も変わらない。自分以外の人にその意識を広め、その人がさらに他の人に広めることで初めて少しづつだけど効果が出始めるんだと思いました。中学校の授業で何時間も真面目に勉強しても特に環境に興味を持つことができなかった私が、たった一言で環境への意識が大きく変わったことはかなり印象的でした。

また、ウミホタルが採れて綺麗だと私たちが感動していると、先輩はウミホタルは生物の死骸とか、いろんなものを食べるので海を綺麗にしてくれていることを、教えてくれました。今ごろですが、ウミホタルは小さなミジンコみたいな生き物です。虫の蛍みたいなやつではありません。帰って自分で調べたところ、3ミリくらいの海に住んでいる生き物らしい。そんな小さな生き物が美しい光を放って、しかも海を綺麗にしてくれるなんて、ウミホタルは、出来すぎた動物だと感激しました。先輩はこれをより多くの人に知ってもらいたいらしいです。私も全く同感です。環境問題はどんなに凄い天才がいたとしても1人では解決できないと思います。だから、学校も政府も国際機関も環境保護を呼びかけている。その事を学べたその日は充実した1日でした。

私は今、ウミホタルの研究を継ぐつもりです。単純に綺麗だったからいうのもありますが、環境の面からでも、私に出来ることはしたいと思ったからです。私も先輩のように周りの人や環境に良い影響を与えていきたいです。

 

【特別賞】

長田  結丸さん (16歳 東京都)
『いっちゃんの出来ること』

「空気がなくなると、いっちゃんは死んじゃうんじゃないの?」

私には9歳年の離れた小学校一年生になる弟がいます。その弟は今「死」というものを認識したようで、私や母に困った質問を投げかけてくる毎日です。小学一年生の小さな子が不安になったりしないよう、質問には出来るだけ答えてあげたいと思っているのですが、間違った答えを教えや適当な答えを教えてもいけない、でも小学一年生に分かりやすく伝えるのはすごく難しいです。

弟(いっちゃん)は、先日の母への質問で「空気は葉っぱや木が作り出している」というのを何となくわかっているようでした。そこで私はいっちゃんに質問をしました。「空気が無くなるってどういう状況かな?」それに対していっちゃんの答えは「宇宙にいったら空気がなくなっちゃう。あとはいっちゃんが住んでいる所で葉っぱとか木がなくなっちゃったら、空気がなくなる。どうしよう。死んじゃうの?」と、とても不安そうでした。

宇宙に行くというのはちょっと現実離れしているのでそっとしておいて、私は葉っぱに注目してさらに質問をしました。「じゃあ。葉っぱや木が無くならないようにするにはどうしたらいいのかな?」いっちゃんは少し考えて答えました。「葉っぱや木を大事にする。」「そうだね、葉っぱや木を大事にすれば、空気はなくならないんじゃないかな?」「でもどうやって大事にするの?」「いっちゃんが出来ることを考えてみよう」

私は家に鎮座しているホワイトボードに書き出しました。葉っぱや木はどこにあるかを挙げた時に山との答えがでましたが、非現実的であるので私たち兄弟の生まれ故郷「多摩川」に注目することにしました。多摩川は私たち兄弟が今まで保育園や学校の散策で頻繁に訪れる、おなじみの場所です。多摩川にある葉っぱや木を大事にするために出来ることを挙げてみると、遊びに行った時のごみは持ち帰る、ボランティアに参加してごみ拾いをする、雑草の駆除に参加する、多摩川にいる虫や生き物を大事にする(むやみやたらに捕まえない)、遊んでいい場所と遊んではいけない場所を確認するなどたくさんのアイディアが挙がりました。そして早速ですが私といっちゃんは一緒に虫の観察に行き観察にとどめ、河原のごみを拾って帰ってきました。いっちゃんは「これで葉っぱや木がたくさん空気を作ってくれるね」と嬉しそうでした。

今回、小さな弟の「死」への疑問からはじまりましたが、自分たちの近くで出来ることを探し実行していくこと、このような小さな一歩が今後の環境保全へつながる大きな鎖となるのではないかと思っております。

 

【特別賞】

矢彦沢 穂乃花さん (17歳 長野県)

皆さんこんにちは。突然ですが、“田舎”と聞いてどのようなものを思い浮かべますか?きっと多くの人が、自然いっぱいで、のどかな風景を思い浮かべたと思います。私の住んでいる田舎も、昔はそんな風景が広がっていました。大きな山に囲まれていて、たくさんの畑や田んぼが至る所に見られました。特に夏には、小さくて黄色い花がところどころに咲いているきゅうりや、鮮やかな赤色のトマトが多くの畑に広がっていました。さらに、早朝にはスプリンクラーが水を撒いており、作物にまんべんなく降りかかる水に、朝日がきらきらと映し出されている景色や、田んぼ一面に引かれた水が、太陽の光を反射している景色を、小学校へ向かう途中で眺めることが好きでした。また、家の前には小さな草原が広がり、その真ん中にたっている、大きくて、太い木にはカブトムシやセミがとまっていました。虫かごと虫網を抱え、カブトムシを捕まえにいったり、セミの抜け殻を集めにいったりしていました。

しかし、そんな田舎の風景はここ数年間で変わりつつあります。家の前に広がっていた草原は、住宅街に変わり、セミの鳴き声ではなく子供の声が聞こえてくるようになりました。また、畑や田んぼは商業施設に変わり、さらにポイ捨てされたごみが多くみられます。そして、木々が生い茂っていた山は、いつのまにかはげ山と化しています。このように、私の好きだった故郷の姿が失われていくなかで、この現状は私の周りだけでなく、日本中でも、さらには世界中でも起きている問題であることを知りました。経済成長を推し進めるための土地を確保するために、過度な森林伐採を行っていることや、工場などから生産される温室効果ガスや大気汚染物質を含んだガスにより、地球温暖化が進んでしまうほか、大気汚染が深刻な問題となっています。このような、環境を破壊する人為的な行動は、その環境に暮らす動物の居場所を奪っているほか、未来の人々が、よりよい環境で暮らす可能性を奪っています。さらに、環境破壊により地球温暖化が進むため、地球を破壊することにもつながっています。そのため、環境保全が必要だと強く感じた私は、積極的に地域のボランティアに参加しているほか、ポスター制作を通じて、多くの人に環境保全を呼び掛ける活動をしています。私たちは、同じ地球に生きる多くの生物を守るために、未来の人々の暮らしを守るために、そして地球を守るためにも、環境保全をしていかなければならないのです。
石井 直歩さん (17歳 関東地域) 『山の自然守るには』

私は幼い頃から父の影響で、毎年夏休みに山登りに行っていました。始めのうちはただ歩くだけでつまらないなと思っていましたが、心身共に成長するにつれ木々の緑を存分に楽しむようになりました。その中でも、私は山に咲く花がとても好きでした。綺麗な花を見つけては、図鑑を使ってすぐにチェックしていました。雪解けと共に高山は花の季節を迎え、林の中でひっそりと咲く花や湿原を彩る花など場所によって変化する景色に魅力を感じました。

しかし、先日ネットニュースで荒れた登山道の写真を目にしました。道の側には萎れた花が生えていたのです。目を疑うその光景に、自然豊かな山の景色がすぐに頭に浮かびました。その後、同様の記事を読み調べると、主な原因は所有者の管理が行き届いていないことであると知りました。例えば国立公園は、環境省が公園計画を作り自然保護のためにゾーンを決めて土地の規制をしますが、実際に登山道や避難小屋を作るのは環境省ではないことがほとんどです。登山者が事業執行者にあたることがあり、現在全国で問題となっているのです。このような問題が発展していくと、登山道の複線化により周辺の植物を破壊してしまったり、木々の間隔が狭まり土砂災害へと繋がったりしてしまいます。

そこで私は二つの対策を考えました。一つ目は、山登りのルールを広めることです。健康志向が高まる中で山登りをする人が増え、より多くの人が自然を楽しむためには、環境に配慮する必要があります。登山道に入る時には服や靴に付いた外来種を落とす、登山道から外れずに歩く、ごみは全て持ち帰るなどが挙げられます。これらを守るだけで大きな違いが生まれます。二つ目は、山小屋やショップを積極的に利用することです。山小屋やショップの方々が、登山道の補修や傷んだ橋の修繕などの維持管理を行って下さっています。勿論、登山者自身がそれらに直接関わることができるのなら理想的ですが、簡単には行うことができません。その代わりに山小屋に宿泊して美味しいご飯を頂いたり、現地のショップでグッズを購入したりして、感謝の気持ちと共に支援することができると思います。
深刻化する環境問題を解決の方向に進めるためには、登山者一人一人が小さな心がけや意識を持つことが重要です。雄大な自然の美を後世に変わらぬまま継いでいけるよう、普段から環境に配慮して過ごすことが望まれます。

 

【特別賞】

後藤 愛彩さん (13歳 鹿児島県)
『10年先の田んぼでも』

「手のにおいをかいでみてください。」

田植えを終えた時,講師の先生がこうおっしゃいました。

わたしが通っている学校には田んぼがあります。実は保育所に通っていた頃から阿室校の稲作活動に参加していました。稲作活動では,普段の授業では学べないことがたくさんあります。想像だけではわからないこと,やってみないとわからないことがあります。

今年の泥は,今までと少し感じが違っていました。ふわふわしていて,足がひざくらいまで入りました。足元には,たくさんのオタマジャクシ。苗を植えながら,足がだんだん沈んでいきます。

一番勉強になった活動は,根かきと虫つぶしです。根かきは,稲をより大きく成長させるために根に空気を入れる作業です。意外にも,手を泥の深いところまで入れないといけませんでした。根をコチョコチョするように,わたしは手を泥の奥深くまで伸ばしました。根かきでは,水中に生えている植物が大きくなるにはどう工夫すればよいのかを学ぶことができました。

虫つぶしでは,命について考えました。いも虫が嫌いなわたしは,まだ虫をつぶしたことがありません。しかし,自分なりに頑張ってみて,感じたことがあります。それは,自分たちが米を育てるときには,葉を食べる幼虫は「害虫」になることです。幼虫が害虫になってしまうと,それを駆除しなければなりません。おいしいおもちを食べるためにも,自分の気持ちに勝ち,駆除を行うことが大切だと感じました。
わたしにとって8年目になる阿室校の稲作活動。阿室校の田んぼには,3種類のオタマジャクシ,ヌマエビ,ゲンゴロウなどたくさんの生物がいます。でも,以前より見る機会が減ったような気がしています。「昔,阿室にドジョウがいて,その標本が九州の大学にある」と聞いたこともあります。初めてこのことを知ったとき,また阿室にドジョウが出てきたらすごいなと思いました。

田んぼでの活動を終えてかぐ手のにおい。それは,泥のにおいです。毎年変わる泥の感じ。わたしたちはこの田んぼで,昔ながらの方法でもち米を作っています。この田んぼが10年先も元気にもち米を育てていけるように,住めなくなった生き物が再び戻ってこられるように,わたしはこれからも活動を頑張って続けていきます。
黒田 美也さん (14歳 長崎県) 『「持続可能な地球」を目指して』

私がリーダーを務めるだいやエコクラブは、生きている化石「カブトガニ」が生息する九十九島の景観が美しい海と渡り鳥を見ることができる烏帽子岳を代表する緑の山々に囲まれた自然が豊かな長崎県佐世保市で女子が明るく楽しく元気に活動する「こどもエコクラブ」です。クラブではメンバーがアイデアを提案し、さまざまなジャンルのエコロジカルアクションに挑戦しています。独自の取り組みとして国連が掲げる持続可能な開発目標であるSDGGsの実現を目指して2018年に「こどもツーリズム・エコ式会社」を設立しました。メンバーが「社員」となり、エコツアーや学習会の企画運営・ツアーガイドを務めます。そして、友達や知り合いに参加をよびかけ、この会社の「エコ主」となり、エコツアーや環境学習会に参加してもらいます。私たちは、たくさんの人に環境を守る考えや行動が広がっていくように、この活動を続けています。

今、世界では気候変動が問題になっています。SDGs13番目の項目「気候変動に具体的な対策を」があります。私たちの町では線状降水帯の影響により記録的な大雨を観測し、土砂崩れや道路の冠水などの被害に見舞われました。現在、世界各地で気候変動の影響による甚大な被害が発生しています。気候変動は人間のみならず地球に生きるすべての生物の脅威になっているのです。世界的な脅威の解決は各国の指導者の方々の話合いと国境を越えた協力が必要だと思います。これはとても大変なことです。しかし、問題を国家レベルではなく個人レベルの地球を思いやる優しい気持ちで考えてみましょう。個人でできることのハードルは高くなく一人一人が考えればできる地球に生きるすべての生物たちを守るためのアクションはたくさん思いつくはずです。

一人一人のアクションが集まれば、大きなアクションとなります。大きなアクションとなれば、未来に生きるすべての生物が豊かで幸せに生きる「持続可能な地球」が実現できると信じ、この活動を継続します。地球は私たちだけのものではありません。地球のために私たちが小さな一歩を踏み出しました。みなさん、共に大きな一歩を踏み出しましょう。

 

【特別賞】

工藤 麻矢さん (17歳 福岡県)
『未来を担う私たちができる事』

私には未来に絶対あってほしいと願うものがあります。

それは、私の故郷である福岡県行橋市の自然です。行橋市には、夏になると青々とした田んぼが広がり、春になると今川の川沿いには桜が咲き、秋になる田植えが終わって茶色になった田んぼが広がります。冬は、雪で真っ白になり銀世界が広がります。

毎年見ているはずなのに、季節ごとに色を変えていく景色に毎回心が躍ります。私の故郷だから特別に感じられるのかもしれませんが、町の中で人工的に作られた芝生や造花、機械で再現された自然の風景を見るたびに、未来子供達は私の知っている自然ではなく、作為的に作られた自然を本物であると思い込みそこに魅力を感じてしまうのではないかと怖くなります。私が行橋で取り組んだことは、川と海の生き物調査です。夏は、祓川の水質調査を上流、中流、河口で生き物を採集し水のきれいさを比例させます。冬は、渡り鳥の調査です。

では、未来でそのようなことが起きないためには何が必要なのでしょうか。私たちはどんなアクションをすべきなのでしょうか。アイデアをあげると、私が、小学校6年間書き続けたみどりの小道の一環でしたダンボールコンポストや、自農業でミツバチを飼ったり、植物を育てるなど様々なことがあげられますが、活動を通してすべての家庭でこれらのことを実践するのは難しいと感じました。小学校4年の時は、北海道のアイヌの村キャンプで昔から伝わるアイヌの知恵を学びました。

中学2年になり住む環境が変わり、都会暮らしの私が取り組んでいる環境を守るためのアクションをご紹介します。1つ目資源を守る目的として節水、節電です。具体的には、極力シャワーを使わず、浴槽にためた水で体を洗います。節電は、コンセントに取り付けた電力計で無駄使いがないか調べます。冷蔵庫も一度に料理する量を工夫し詰め込んで入れてしまい電気が多く使われるのを防いでいます。2つ目、暮らしの中の工夫です。まず、ビニール袋配布の制度がなくなりエコバックを持ち歩く人が増えてきましたが、私も実践しています。私の場合エコバックを忘れたら買い物をしないようにしています。ここで、個人的な意見なのですが日本はビニールを使いすぎます。野菜の包装にしても3重にしたりしているのを見て素材を変えられないかいつも考えてしまいます。リサイクルしやすい包装に変わればと思います。空き瓶の利用も含み。それと、一番重要なことは、小さい頃から習慣になっている食べ物を残さない事です。

昨年から、コロナ過で、不安定な生活に追い込まれた方も大勢います。フードバンク、不必要なものの循環、お互いが分け合い、コンパクトに暮らす、住居も使わなくなった住居をリノベ―ションしながら住み続ける。今はその大切なことをどのように将来の活動の活かしていけるか思案しています。今の活動は、わたしの生活その者が活動になっています。未来を担う私達若者のアイデアで未来の自然が守られるようにることを強く望みます。

 

 

『青年部門』


 

【最優秀賞】

大山 涼也さん (25歳 東京)
『Why Not You? The Importance of Environmental Conservation~ Realization from my overseas experiences 』

When I was little, I was just a child without ambition. I did not know what I wanted to be or to do in the future.

At the age of 17, I spent a year in Switzerland. It was my first time ever to go abroad, but I could feel a real connection with people by communicating, even though we were not from the same country or of the same race. Since then, I was determined to work globally together with many people for a better world. So, let me share my story with you.

At the age of 20, I spent a year in Luxembourg, and I shared a dormitory with two refugees from Africa. One day, I got the chance to hear the story of their lives. Honestly, what they had to go through was way beyond what I could imagine. Knowing their situation and studying global humanitarian and environmental issues at university, I just could not pretend to ignore it.

Having this feeling, I became a JICA volunteer 2 years later. I was dispatched to Belize which is a county with beautiful islands and nature with unique animals. I was mostly in charge of dealing with the proper disposal of garbage. In fact, I often saw some people littering on the streets without hesitation. Of course, that litter ended up being found in the ocean and might be harmful not only for manatees, a symbolic sea creature in Belize, but also for other wildlife.

Namely, all I tried to do was to raise people’s awareness. I visited schools in town every day to teach about the 3Rs with activities. I also designed an instruction leaflet about garbage collection since there was no official one issued by the town council, and working alongside governmental institutions and local NGOs, I carried out many conservation projects and events to change the people’s attitude towards littering.

While working in Belize, however, what shocked me the most was to see a plastic bag with the word “ARIGATO” printed on it. This possibly means that a product traveled from Japan to as far as Belize and it ended up affecting their environment by becoming litter. I am not certain if the product really came from Japan or not. But, it kept me thinking that the situation happening in Belize was not only their fault, but ours too by exporting disposable plastics.

recently started to work at a company in Japan which newly established a department specialized in environmental packaging and against single-use plastic. Seeing the life of an imported plastic product in Belize, I am now trying to expand the use of eco-friendly and biodegradable packaging in commerce.

So, let me wrap up this speech with the words of my favorite person spoken at the UN headquarters,
“If not you, who? if not now, when?”

Everyone, it is never too late to step forward and take action for the world!

 

『海外生活で気づいた環境を守る大切さ~自分じゃなければ誰が、今じゃなければいつ行動するのか~』

私がまだ小さかったときは、将来自分が何をしたいのかなんてわからず、目標も何も持っていないただの子どもでした。

17歳のとき、私はスイスで一年間過ごしました。初めての海外経験でしたが、現地の人達と交流する中で、国籍や人種が違っても人間同士わかりあえるという“繋がり”を感じることができました。それがきっかけとなり、将来は世界中の多くの人達と一緒に良い世界を築くために、グローバルな環境で働くことを決意しました。ここで少し、私自身の体験について話させてください。

20歳のとき、ルクセンブルクで一年間過ごしました。滞在中はアフリカから逃れてきた2人の難民と一緒の寮に住んでいました。ある日、彼らが難民になるまでの経験について話を聞く機会がありました。正直なところ、彼らが経験したことは私の想像を遥かに超えていました。実際に起きている難民問題について知り、大学でも人道支援や環境問題を専攻していることから、見て見ぬふりはできないとその時感じました。

2年後、その想いを秘めて、私は青年海外協力隊に参加しました。派遣国は、数多くの美しい島々と大自然、珍しい動物が存在する中米のベリーズでした。そこでの主な任務は適切なごみ処理方法の普及に取り組むことです。実際、道端に平気でごみをポイ捨てする人達も多くいました。もちろん、それらのゴミは最終的には海に流れ着き、ベリーズの象徴的な動物でもあるマナティーに被害を与えるだけでなく、他の多くの野生動物にとっても有害です。

私が現地で取り組んだことを率直にいうと、住民に対する意識啓発です。例えば、毎日学校を訪れて3Rの大切さを伝えるアクティビティを開催したり、町役場からは発行されていなかったため、自分でゴミ収集に関するリーフレットを作成しました。このように地域の行政やNGOと一緒に働きながら、たくさんの環境保全プロジェクトやイベントを実施しました。すべてはポイ捨てに対する住民の意識を変えるためです。

しかし、ベリーズで働く中で一番ショックだったのは、“ありがとう”とプリントされたプラスチック袋を見つけたことです。これは、日本で捨てられたゴミが遠くベリーズまで流れ着き、地域の生態系に悪影響を与えていることを意味しています。私がたまたま発見したゴミが本当に日本から流れ着いたものかは確かではありません。けどそれ以来、ベリーズで起きている環境問題はベリーズ人だけのせいではなくて、その逆も同じなんだという風に考えています。

ベリーズから帰国して、ちょっと前からは、企業の環境包装を専門とする部署で働き始めました。ベリーズで輸入されたプラスチック製品が環境に与える影響を知ったことで、現在は自然分解される地球に優しい包装をビジネスで普及するために頑張っています。

ここで私が尊敬する人が国連本部で言った言葉を紹介して、締めくくりとさせていただきます。

“あなたじゃないとしたら、誰?今じゃないとしたら、いつ?”

みなさん、世界を良くするために行動を起こすのに遅すぎるということはありません!

 

 

【優秀賞】

小林 愛明さん (19歳 新潟県)

I am from Fukushima in Japan and experienced evacuation after the nuclear power plant accident. Through the firsthand experience of the accident, I was hit by the reality that human-made product has the potential to cause the life-threatening risks of environment destruction. Since then, I have become more aware of the fact that the products, technologies, and services we produce in our daily lives, and the casual actions we take may be leading to environmental destruction.

Meanwhile, it has been 10 years since the nuclear power plant accident, and now, with the world setting forth the SDGs, companies all over the world have committed themselves to the SDGs, and Japanese companies have also been working on environmental conservation with the same Sustainable Development Goals. I believe that movements like todays are essential to halt biodiversity loss and enable us live more sustainably.

However, on the other hand, there are some places where I feel environment destruction growing worse than in the past. For example, when I go fishing, which is my most favorite outdoor hobby, the number of anglers has been increasing in recent years, but at the same time, I feel that more and more fishing spots in my area are becoming off-limits. I believe that this is due to the increase in the number of artificial baits snagged in the sea, as well as the fact that anglers do not return unwanted fish they have caught to the sea, but abandon them cruelly, and use too much bait when bait fishing. I often see broken fishing lines and hooks carelessly left and abandoned on the shore during my fishing, which can affect not only the fish but also the animals on land. With this issue in mind, I pick up fishing lines and hooks waste on the seashore and use biodegradable fishing worms which disintegrate and return to the sea when I go fishing. I also prefer to choose products labeled with the e-mark or environment beatification cooperation product mark to buy the environment friendly fishing product as much as possible. I will continue to do the activities so that I can give a little help to cut down on our environmental footprint.

Now, I study abroad to learn computer science which is one of cutting-edge majors at my university. As a person who will be involved in new technology in the future, I am not only looking for convenience, but also never forgetting the taste of the various delicious fish that I enjoy after fishing, the joy on my family’s face as we sit around the table together and eat fish, and the happiness of the people who live in a world where living things support each other. I am filled with hope that I can develop technology that allows us to coexist in harmony with nature without forgetting to be grateful for the fact that living things support each other and keep us alive.

 

 

【特別賞】

Kaoru McGregorさん (30歳 カナダ/日本国籍)

“Beautiful British Colombia,” says the bumper sticker of every car in Vancouver. I remember when I first visit British Colombia, my schoolmate from China said “I have never seen a clear sky like this in my life”.
Yes, British Colombia is one of the most beautiful cities to live in the world but it has not always been. The eagles of British Colombia almost died off during the time where DDT was heavily used for crops. It was only 20 years later that eagles came back to their home nest.

One of the best practices that I am personally very proud of is a compost bin. In the city, I live in, compost is a regularisation and everyone uses it.

BC is not perfect. There are many ways that we can improve our living to improve biodiversity. Every year, the Government of Canada gives a report card to each province and this year BC received F for biodiversity due to lack of incentives. But B.C. provincial is at least aware of its fault and now committing more towards stronger protection.

The great thing about B.C. is that environmental protection is in every policy starting from the company’s protocol to students’ education. It is also hard to ignore the environment when you are living just next to the forest or nature reserve. We do not have an alternative but to protect our environment.

The community I live in is already doing something to protect its biodiversity. I have recently joined a volunteer-based neighbor’s watch to eradicate weeds and foreign species to protect our natural biodiversity.

If you feel like you are alone in change-making and you alone cannot change the world, you are not alone. I too thought it was meaningless only for me to try living more sustainably. But there are many small steps you can take. I started replacing my daily necessities with more sustainable options. Now I use cotton napkins instead of paper napkins and use toothpaste in a jar instead of tubes. I replaced shampoo that comes in single-use bottles with a bar of soap. I always carry my water bottles to avoid using one-time-use coffee cups and plastic bottles. When consumers make smart choices and commit to making small changes, companies are forced to adapt to changes. I used to buy things blindly, now I check labels to see if the companies are not using harmful chemicals or consider how my purchase leaves an impact on the environment. If you do it often enough, it is a habit that sticks to you. Just like I enjoy my community of bio-diversity watch groups, make sure you enjoy what you are committed to. It is not a burden, it is a path we choose for a better future.

We are now looking for a world that can live better instead of living having more. Let us live on this earth a little longer for us and the next generations.

 

【特別賞】

佐藤 駿一さん (29歳 山梨県)
『生物多様性と環境保全』

私は、生まれてから25年間過ごした神奈川県の茅ヶ崎市を離れ、4年前に山梨県の丹波山村に移住しました。丹波山村では、林業の活性化を担う地域おこし協力隊として3年間の活動を行い、この地域の林業を知り、伐採や森林整備のスキルを学ぶことができました。実は、私は大学時代に林学を専攻しており、将来は山村地域の林業に役立ちたいと考えていたのです。実際に林業に携わって現実を知りながら、持っている林学の知識を組み合わせ、経験値を上げていきました。

林業とは地域密着の産業でありながら、その成果は地球全体の環境にも繋がっています。これは森林が持つたくさんの機能と影響力の広さの恩恵であり、小さな活動が世界中の人々や環境に貢献できることを示しています。生物多様性も、その一つ。近年、日本ではシカの個体数が増え続け、食害が大発生しています。柵を作らなければ、農作物を育てることができません。丹波山村でも、ここ10年間で一気に目立ち始めました。シカは増えている一方、絶滅の危機に瀕している動植物もある。まさに生態系のバランスが変化していることを実感しています。

3年間の任期終了後、私は会社を設立し、自分の思いを仕事という形で実践していくことに決めました。この地域に貢献できる林業の形、そしてこれからの環境保全に役立つ林業、それを追い求めながら日々の林業に励んでいます。業務となると、整備が追いついていない森林のケアや会社経営で精一杯になってしまいますが、「地球環境を守る」ことを見据え、少しずつ目標に近づいていけるように努力しています。

これからは、企業、行政、地元林業者、住民といった森林に関係する人々の関心を広く集め、森林とのかかわりを広げていきたいと考えています。より多くの目が森林に向けられることによって、そこに潜む課題や大切にしなければいけないことが再注目されます。生物多様性や環境保全は人間社会全体のテーマですが、森林と人間の距離は遠くなりました。私は山村の小さな林業活動を通して、大きな目標に挑戦し続けたいと思います。Think globally , act locally、これは大学に入ってすぐに教わった考え方ですが、今でも私の行動原理になっているようです。

 

【特別賞】

坂田 悠綺さん (27歳 東京都)
『Creative My Eco Wave』

Ever since I was young, I always found myself enjoying nature. Following the stars and observing living creatures out in the wild as a child have naturally led to a growing interest in nature itself and the environmental issues that comes along with it. My weekend activities were no longer limited to the weekends, but on weekdays too, and eventually my whole family decided to register in Junior Eco Club, hosted by Japan Environmental Committee. This allowed me to further expand the horizon of interest in environmental problems – especially in global perspectives. At the age of twelve I was fortunate enough to visit Germany, a country known to be environmentally advanced, where I was highly disappointed to learn the difference in the green initiatives taken compared to my country, Japan.

As I came back from Germany, I started to view things differently. Back then I lived in Hiroshima, where peace learning is a huge theme for local students. As the world’s first A-bombed city, environmental study was one of the most important topics discussed. The more I learned, the more I understood that we have to act on a global scale. Easier said than done, but I started to truly see and feel the importance of all of us having to move forward with a little conscience in order to protect Mother earth. I know I was just a young student, but I had to do something. As a junior writer at the local newspaper, while appealing for the importance of peace, I decided to take up on environmental topics to further raise awareness.

Years passed and I had more opportunities to publicly discuss my experiences and thoughts. I was happy to be able to contribute – even by a bit – yet, rather than expressing these ideas, I realized how much I enjoy actual encounters I had in nature. On weekends and holidays, I spent most of my time observing and studying the water quality and habitat of creatures living in the nearby river, cleaning the park along the river, and maintained the flower beds in the community.

My activities at Junior eco-club and junior writers have come to an end once I graduated from high school. In order to continue the legacy, I immediately volunteered to participate in the launch of All Japan Youth Eco-club in Tokyo, founded by Junior eco-club graduates. Our goal is to let children foster and understand the awareness of importance to cherish nature, so we started to plan activities where children can directly interact with animals and nature.

I believe in the small steps that we take every day to make a difference. And it’s also about passing the values on to the next generation – to create the Eco Wave – and to watch over to make sure our younger generation can follow the correct footsteps. Although I have handed over the flowerbed maintenance activities in Hiroshima, I still take my part by consulting and interacting with the local volunteers and the people of Hiroshima City Hall. I also started to maintain and clean flower beds in Tokyo to carry on with the passion and love that I have for flowers and plants.

As a passionate individual and as a representative, I believe my responsibility is to provide approachable opportunities for people to learn more about the environment. My current activities all create responsible, eco-friendly everyday solutions that are kind to the earth and promote sustainability. By working with reputable communities who share the same values, I believe we can positively impact our world by offering eco-friendly ideas. Our mission is to develop an Eco Wave that offers a sustainable, results-driven approach to contemporary lifestyles while minimizing the current issues which harm the environment.

 

『繋げよう、エコの波』

小さい頃から気づけば自然と触れ合うことが多く、学校帰りや週末には天体観測や生き物観察に時間を費やしていました。自然と環境問題への関心が強くなり、週末だけにとどまらず、毎日活動するようになりました。そこで、当時は環境省がやっており、現在は公益財団法人日本環境協会が引き継いだこどもエコクラブに家族で登録することにしました。このことをきっかけに、環境問題に関する考え方が広がり、地球規模の問題についても考えるようになりました。中学生になり、環境先進国と呼ばれるドイツへ行く機会がありました。そこで私は日本との環境に対する意識の違いはもちろん、日本が環境に対する関心がとても薄いことに気付き、とても大きなショックを受けたのを覚えています。

さまざまな刺激を受けたドイツから帰国したあと、私の中で環境問題と向き合う思いや姿勢が大きく変わりました。当時は広島に住んでおり、平和学習というものを熱心にやっていました。世界で最初に被爆した街として、環境問題もとても大切なテーマの一つです。様々な人々と考えを交わし、学ぶことで、いかに個人の意識と行動が大切か気づいたのです。私たちの住む地球を守るという意識をもとに、少しずつでも良いので何か行動を起こしていかなければならないと強く思いました。学生としてできることから始めようという気持ちから、地方の新聞社のジュニアライターとして平和の大切さを訴えながら、環境保護の重要さについて認知度をあげるべく、解決すべきトピックとして取り上げました。

学年が上がるごとに経験や、それによって培われた考えを発表し、議論する機会が増えました。自分の考えを伝える充実感よりは、実際に自然と触れ合い、経験するという事の方が好きでした。そのため、休日は近所を流れる河川の生き物の生息地と水質とを比較し、川沿いにある公園の清掃や花壇の整備も行なっていました。

こどもエコクラブやジュニアライターの活動は高校生までで卒業となりました。東京の大学へ進学後、こどもエコクラブの卒業生で環境活動を続けたい人を探している、と聞き手を上げ、All Japan Youth Eco-clubの立ち上げに参加させてもらいました。自然を大切にしていきたいという意識を育ててくれたこどもエコクラブで、同じように感じてくれる子どもたちが少しでも増えて欲しいという願いのもと、まずは動物や植物に興味を持つところから始めてもらえるよう、子どもたちが自然と触れ合うイベントなどをお手伝いしています。

私は、小さな努力の積み重ねが実を結び、また次の世代にも受け継がれて行くのだと考えています。若い世代がついて行きたいと思うような道筋を作るのが私の役目だと考えています。学生時代に続けていた広島の花壇の整備活動は地元の方たちに引き継ぎましたが、活動面での相談に乗ったり、広島市役所の方と手続き面でのやりとりをしたりしています。また都内でも花壇の整備や清掃活動を行なっています。
自然を愛する一個人として、そしてAll Japan Youth Eco-clubの代表として、これからの私の目標は環境やエコに対する活動の敷居の高さを無くすことです。環境破壊につながるものを日常から減らしていくよう意識するなど、無理なく環境について取り組めることを伝えていき、エコの波を繋いで行く必要があると考えています。

 

【特別賞】

Joyce Villanuevaさん (29歳 愛知県/フィリピン国籍)
『BIODIVERSITY AND ENVIRONMENTAL CONSERVATION』

THE EARTH IS HOME, NOT JUST TO 7 BILLION PEOPLE, BUT AS WELL AS TO DIFFERENT SPECIES OF ANIMALS AND PLANTS. OUR ECOSYSTEM WORKS EFFECTIVELY TO PROVIDE US WITH THE LIFE THAT WE ALL ENJOY. THE AIR THAT WE BREATHE, THE FOOD THAT WE EAT, THE WATER THAT WE DRINK, ALL THESE ARE PRODUCTS OF BIODIVERSITY.

HOWEVER, OUR BIODIVERSITY HAS FACED THE CHALLENGE OF MANKIND’S EXPERIMENTS AND DISCOVERIES TOWARDS DEVELOPMENT. FOR MANY YEARS, LARGE INDUSTRIES HAVE WREAKED HAVOC INTO OUR ENVIRONMENT, WITH ACTIVITIES SUCH AS ILLEGAL LOGGING, MINING, IMPROPER WASTE DISPOSAL, AND SO MANY MORE. THIS RESULTED IN A MAJOR CATASTROPHIC PROBLEM THAT WE NOW KNOW AS CLIMATE CHANGE.

ADMITTEDLY, THERE IS VERY LITTLE KNOWLEDGE ABOUT SUCH ISSUES, AND WE RARELY KNOW HOW WE CAN CONTRIBUTE TO THE PROTECTION OF BIODIVERSITY AND ENVIRONMENTAL CONSERVATION.
AS A VOLUNTEER OF OISCA, I HAVE COME TO REALIZE THE IMPORTANCE OF BIODIVERSITY, THROUGH ITS VISION THAT THE UNIVERSE IS THE SOURCE OF ALL LIFE. THROUGHOUT THE YEARS, I HAVE SEEN THE VARIOUS EFFORTS OF THE ORGANIZATION ACROSS MULTIPLE COUNTRIES, BY CREATING PROGRAMS THAT WOULD SERVE HUMANITY THROUGH PROMOTING AN ENVIRONMENTALLY, SOCIALLY, CULTURALLY, AND ECONOMICALLY SUSTAINABLE DEVELOPMENT.

AS A MEMBER OF THE YOUNGER GENERATION, I BELIEVE THAT WE ARE ESSENTIAL IN CONTINUING THE LEGACY OF OISCA BECAUSE WE ARE THE ONES WHO WILL INHERIT THIS PLANET. THUS, IN OUR OWN SIMPLE WAY, WE CAN PROTECT BIODIVERSITY BY DOING THE FOLLOWING:
FIRST, REDUCE, REUSE, AND RECYCLE. THIS HAS BEEN AN OLD CAMPAIGN, YET IT’S THE MOST CONVENIENT THING THAT WE CAN DO BECAUSE WE CAN PRACTICE IT IN OUR HOMES. THE THREE R’S ENTAIL CUTTING OFF THE USE OF POLLUTANTS SUCH AS PLASTIC PRODUCTS, AS WELL AS DECREASING ELECTRICITY AND WATER CONSUMPTION. RECYCLING HAS ESSENTIALLY RESULTED TO FEWER GARBAGE PRODUCTION WHICH GOES IN TO LANDFILLS.

SECOND, IS TO TAKE A WALK OR USE PUBLIC TRANSPORTATION. THE SURGE OF PRIVATE VEHICLES HAS LED TO MASSIVE CARBON EMISSION WHICH IN TURN, RESULTS TO CLIMATE CHANGE. AS AN INDIVIDUAL, WE SHOULD ALWAYS BE AWARE OF OUR CARBON FOOTPRINT AND REDUCE IT AS MUCH AS WE CAN. WALKING, BIKING, OR TAKING PUBLIC BUSES OR TRAINS ARE A BIG HELP.
THIRD, INITIATE A BACKYARD GARDEN IN THE COMMUNITY. PLANTING OF LOCAL FLOWERS, VEGETABLES, FRUITS, AND TREES ARE ESSENTIAL IN CREATING BIODIVERSITY WITHIN OUR SMALL SPACES. ONCE STARTED, WE SHOULD ENCOURAGE OUR NEIGHBORS TO DO THE SAME. THIS WILL ENSURE THAT THE LOCAL ECOSYSTEM WILL CONTINUE TO GROW.
AND LAST BUT NOT THE LEAST, CONTINUOUS EDUCATION. BIODIVERSITY IS AN EXTENSIVE MATTER. THUS, WE SHOULD ALWAYS STUDY ABOUT HOW WE CAN MAKE OUR PRACTICES AND ACTIVITIES MORE ENVIRONMENT-FRIENDLY, SO THAT WE CAN PROTECT OUR BIODIVERSITY.

TO END, LET ME SHARE A FEW WORDS FROM POPE JOHN PAUL II:
“THE EARTH WILL NOT CONTINUE TO OFFER ITS HARVEST, EXCEPT WITH FAITHFUL STEWARDSHIP. WE CANNOT SAY WE LOVE THE LAND AND THEN TAKE STEPS TO DESTROY IT FOR USE BY FUTURE GENERATIONS.” END OF QUOTE
INDEED, THE EARTH CAN ONLY CONTINUE TO BE OUR LOVING HOME AS LONG AS WE TAKE CARE OF IT. LET US AIM TO GIVE OURSELVES, AND THE NEXT GENERATION, A SAFE AND HEALTHY PLACE TO LIVE ON.

THANK YOU.

 

『生物多様性と環境保全』

地球は私たちの故郷であり、人間70億人だけのものではありません。動物や植物についても同様です。 地球は、全生物が快適に暮らせる環境を提供してくれています。私たちが呼吸する空気、食べ物、飲み水、これらはすべて生物多様性の産物です。

しかし、私たちの生物多様性は、開発に向けた人類の実験と発見の課題に直面しています。 何年にもわたって、違法伐採、鉱業、不適切な廃棄物処理などの活動が行われてきました。大規模な産業が私たちの環境に大混乱をもたらし、その結果、気候変動として重大な災害問題を引き起こしました。

私たちは、そのような問題についてはほとんど知識がなく、生物多様性の保護と環境保全にどのように貢献できるか知りませんでした。

私はオイスカのボランティアとして、宇宙がすべての生命の源であるというビジョンを通して、生物多様性の重要性を実感するようになりました。 私は何年にもわたって、環境的、社会的、文化的、そして経済的に持続可能な推進を通じて人類に役立つプログラムを作成することにより、複数の国にわたる組織のさまざまな努力を見てきました。

この地球を継承するのは若い世代の私たちです。オイスカの理念を継続することは必要不可欠です。 私たちは簡単な方法で、次のことを行い生物多様性を保護することができます。
まず、削減、再利用、リサイクルです。 これは昔からある実践ですが、私たちの家で誰でも実践できる最も簡単なことです。 3つのRは、電気や水の消費量を減らすだけでなく、プラスチック製品などの汚染質の使用を遮断する必要があります。 リサイクルは本質的に、埋立て地に入るごみの生産を減らすことにつながります。

第二は、徒歩または公共交通機関を利用することです。 自家用車の急増は、大量の炭素排出を引き起こし、その結果、気候変動が発生しました。 個人として、私たちは常に二酸化炭素排出量に注意し、可能な限り削減する必要があります。 公共のバスや電車や自転車に乗ったり歩いたりすることは大きな助けになります。

第三に、社会の裏庭で家庭菜園を開始します。 小さなスペースで生物多様性を生み出すには、地元の花、野菜、果物、樹木を植えることが不可欠です。私たちは隣人にも同じことをするように勧めたいと考えています。 これにより、地域の生態系が成長し続けることが保証されます。

そして最後になりますが、継続して学習することが必要です。 生物多様性は広範な問題です。 したがって、私たちは常に、私たちの生物多様性を保護できるように、私たちの実践と活動をより環境にやさしくする方法について研究する必要があります。

最後に、POPE JOHN PAUL IIの言葉をいくつか共有させてください。
「地球は、忠実なスチュワードシップを除いて、その収穫を提供し続けることはありません。 私たちは土地を愛しているとは言えず、将来の世代が使用するために土地を破壊するための措置を講じます。」

引用
私たちが地球を愛し環境保護を続ければ、地球は私たちにとって愛する家であり続けることができます。 私たち自身、そして次の世代へ安全で健康的な生活の場を提供することを目指しましょう。
ありがとうございました。

 

【特別賞】

杉山 智陽さん (19歳 静岡県)

Some of the foods that we produce, import and throw away increase food waste in the world. The amount of food waste in Japan is smaller than that of other advanced countries. However, according to the Supply-Demand Table in 2018 by the Ministry of Internal Affairs and Communications in Japan, approximately 50 percent of Japan’s food waste is taken up by consumers. This trend is remarkable among advanced countries, and shows that it is up to us whether we could reduce the food waste to half.

By the way, Japan’s self-sufficiency in food is about 60 percent in calorie base, which has been lower than other developed nations, so we depend on overseas imports. It could be caused by a few reasons. Firstly, Japan does not have enough places to produce farm products because of lots of mountains. Secondly, in Japan, farming management is not easy due to changing climates, some diseases, some pests and so on. So the difficulty would make young people avoid becoming farmers, or keep farm products’ price low for a few decades. In addition, one of what makes the management difficult is poor soil. It means not only lack of nutrition but also excess fertilizers that have been used by past Japanese farmers since World War 2.

In order to improve our food waste problem, I bring up the idea of making compost. It can be made from food waste and placed everywhere from a farm to a yard . Going by the Food Loss Statistical Survey in 2014 by the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, especially Japanese people throw away vegetables. It becomes half of domestic food waste in Japan, and it is decomposed by soil microbes, adding some food including sugar makes microbial living things active. They change some botanical organic matter into nutrition for plants, and extra nutrient-free soil makes plants healthier than conventional farming. If we supply farmers with such soil, they can reduce the amount of fertilizer they use. So people can think about their food waste if they make compost, and Japan’s unnecessary food imports will diminish if the production rate is getting high or people do not waste food products they buy.

Therefore, it is suitable for us to compost food waste that is thrown away in households in order to contribute to Japan’s food production and start to work on the food waste problem around the world.

 


 

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