プロだから・・・

2012年5月2日( カテゴリー: 現場レポート )

「海岸林再生プロジェクト」で育苗に取り組んでいる方たちは長く農業に携わってきた人たちです。
皆さんが播種から芽が出るまでの20日ほど、どんな気もちだったかなどお話してくれました。

「俺たちがやってきた野菜はまいたらすぐに芽が出るわけよ。でもクロマツは待っても待っても芽がちっとも出てこなくて、もう俺たち心配で、心配で。何が間違ってたんだろうかな、何が行けなかったんだろうかなって。せっかく苦労して手に入れた種を無駄にしたらこんな申し訳ないことはないし、俺たちはプロだから『芽が出ませんでした。申し訳ありません』なんて絶対に言えないの。だから、あんまり芽が出てこないから本当に心配で、ちょっとほじくってみたりしてよ。清藤先生(オイスカ参事・緑化技術担当)に電話してわざわざ見に来てもらったんだ。ネズミにいたずらもされてよぉ。今日もまだ出ねぇ、また今日も出ねぇって毎日毎日心配してたから、芽が出た時はホントうれしかったなぁ」

「ずっと農家でやってきたからさ、クロマツは始めてだけど、何に似てるか言ってもらったらどんな土使ったらいいか全部わかるのよ。俺らプロだからさ、野菜の」

「教えてもらったやり方では、苗を間引きした後、植えかえねぇんだけど、俺たちは種の一粒でも無駄にはしたくないからさ、かわいい芽さ出てきた苗を引っこ抜いて捨てるなんてできねぇ。若いうちは野菜でも何でも強いから、間引きした苗もちゃんと植えて育ててやりたいんだ」

土と野菜にいっぱい愛情を注いできた農家の皆さんが、本当に心配そうな顔をしながら「毎日心配だった」、本当にうれしそうな顔をしながら「芽が出た時はうれしかった」、誇らしそうな顔をしながら「俺らはプロだから」と語る姿から、今はその愛情をクロマツの苗木にめいっぱい注いでくれている様子がうかがえ、うれしく思いました。

 

 

2012年5月2日( カテゴリー: 現場レポート )

先日開催されたお披露目式のこと。

袋の底にたまった砂、わかりますか??

ご寄附をくださった方に新しくできたストラップを差し上げようと育苗場にテーブルを置き、そこにストラップが入った箱を置き布をかけておいたのですが・・・。
皆さんに差し上げる時にはなんと、袋の中に大量の砂が!!!
この日吹いた強風によって飛んでくる砂がどれほどのものか改めて実感しました。
防風、防砂が何としても必要であることを現場に足を運ぶたびに感じます。

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