広葉樹の開葉確認調査

2019年5月18日( カテゴリー: 広葉樹, 現場レポート )

先月末広葉樹ゾーン2か所を一通り歩いて様子を見たものの、まだ開葉確認するには早く、
5月16日に699本すべての調査を行いました。

国有林内植栽地全長500m。右側は生物多様性配慮ゾーンに続いて畑が続く。

国有林内植栽地全長500m。右側は生物多様性配慮ゾーンに続いて畑が続く。

市有林内植栽地全長200m。右側は畑に続き、仙台空港。

市有林内植栽地全長200m。右側は畑に続き、仙台空港。

【総合】広葉樹10種699本中 開葉553本(生育79%) 未開葉・枯損146本

①国有林 2014~16年植栽10種 462本中 開葉345本(75%)未開葉・枯損117本(25%)
 *宮城県産コナラ、ケヤキ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、オオシマサクラ、クリは、
  クロマツを育てるための山砂ゆえ、地を這うような生き様ながら、ようやく成長の気配。
 *皇居産エノキ50本はすべて先端枯れながらも萌芽更新。同地産タブノキ・アカガシ・
  スダジイはきわめて厳しい。

②市有林 2014~16年植栽 6種 237本中 開葉208本(88%)未開葉・枯損 29本(88%)
 *宮城県産コナラ、ケヤキ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、オオシマサクラ、クリは、
  国有林よりは成長が良い。クロマツも横で苦しむ劣悪な粘土質土壌ながら、
  保水性があるため?2014年植栽木は、2・3年後にサクラ類の開花が始まるかも。

広葉樹植栽ゾーン内で自然に生えた高木類は、いまのところハンノキ2本。
植栽ゾーンに沿った国有林地内(オイスカ協定外)に設けられた「生物多様性配慮ゾーン」
から種子が飛散したもので、一昨年に発芽確認しています。戦後の国有林再造林で植えられ、
津波で流されたものの、幼い実生が残り、いま同地内の一部箇所で5m前後に育っています。 

今月末、1回目の下刈りと、1本あたり100g以上の施肥を行う予定です。
施肥の箇所は1本1本判断がいるので、簡単ということはないです。

2014年植栽のヤマザクラ。先端枯れと萌芽更新の繰り返しで樹高10㎝に満たない。

2014年植栽のヤマザクラ。先端枯れと萌芽更新の繰り返しで樹高10㎝に満たない。

2016年植栽のエノキ。植栽後丸2年たった状況に注目したい。この木ならと思ったのですが。

2016年植栽のエノキ。植栽後丸2年たった状況に注目したい。この木ならと思ったのですが。


2015年秋植栽のオオシマザクラ。これはうまく育ちましたが、その後ろの木々は成長が悪い。

2015年秋植栽のオオシマザクラ。これはうまく育ちましたが、その後ろの木々は成長が悪い。

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