東北への愛と絆の深まり

豊田推進協議会の2019年海岸林再生プロジェクトツアーに、本年は32名の参加をいただき6年連続の活動となりました。この活動を継続することで東北への愛と絆が年々深まって来ました。今年の活動は植えられたクロマツの周りの草刈りや排水路づくりでした。参加者全員が鎌を持って丁寧に草刈りをしました。文字通りの手作業でよい汗をかきながら一心不乱に精を出しました。32名の結束の力は大したもので想定以上の成果を挙げる事ができ、達成感に浸る事が出来ました。

歴史的な事業の意味

この活動に参加して学んだことですが、海岸林再生事業は歴史的大事業ということです。東北では400年も前から海岸のクロマツが人々の生活を守ってきたのです。昔から太平洋の海岸では冬はヤマセという季節風が吹き日常的に潮風や塩分を含んだ砂の被害に悩まされてきたそうです。これを防ぎ農地と人家を守るため、まず海岸林にクロマツを植えることが何より大切ということが住む人々が暮らしの知恵として代々受け継がれてきたのです。そして海岸にクロマツを植えだして400年「枯れては植え」を繰り返して今日に至っていたのです。海岸にクロマツを植える事は今の時代で言えば社会のインフラ整備と言えるでしょう。

オイスカにとっても歴史的事業

2011年大震災発生直後からオイスカの提案で、名取市にて2020年までに100haに50万本の植林を民間の力で実施という大目標を掲げてスタートしたこの事業もほぼ大詰にきました。植林は終わっても私達の様なボランティアの維持管理作業は続きますがこの活動もオイスカが呼び掛けていただいたお陰で喜んで継続して参加してこれました。オイスカの目的の中に災害発生時の緊急支援及び復興支援の取り組みがありますがこの海岸林再生事業はオイスカ60年の歴史の中でも目的達成のため際立った事業であると私は評価しています。

オイスカ豊田推進協議会  会長 光岡保之                                          (オイスカ理事・愛知県支部会長、元豊田市議会議長)

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