こんにちは、インターン生の畑誠斗です!
今回は、前回とは異なる名取の現場からのレポートになります!
この日は、いつもボランティアに参加されているリピーターの方々との少数での活動でした。この日の活動内容はくずが群生している箇所のくず刈りでした。

葛は貧栄養土壌にも強く、光を求め、何mでも巻き付いて登ってきます。

葛は貧栄養土壌にも強く、光を求め、何mでも巻き付いて登ってきます。


くずとはつる性の植物で、クロマツに絡みつき、くずの大きな葉っぱで、クロマツの成長に必要な日光を妨害します。またくずは生命力が強く1m間隔ほどで根を張り広げます。そのため、一度処理を怠ると、一気にくずが広がってしまい、作業が更に膨大なものになってしまいます。
この日の活動場所は、すでにくずが広く根を張ってしまっており、足下がくずのツルと葉で埋め尽くされているほどでした。
この写真はクロマツに絡みついているくずです。このくずを松から引っ張って外そうとすると松の枝が折れてしまう可能性があるため、鎌でくずの数カ所を切ることで、自然と枯らしクロマツを助けることが出来ます。
今回の活動では、周辺のくずを刈りきることが出来なかったので、次回またくずをたくさん刈りたいと思います。
余談ですが、活動開始前、オイスカ名取事務所にて、猫が松の苗木の近くでじゃれ合っていました。微笑ましく写真を撮ってしまいました。(笑)
【吉田より】
10人でしたが、全長400m×幅20~30mも進みました。これは予想外の進捗。でも、こういう場所が少なくとも20haはあります。プロとボランティアで今年も丹念に進めます。
こども同士かな?

こども同士かな?

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