誤伐

2015年10月8日( カテゴリー: 現場レポート )

10月6日、森林組合による下刈・除伐の施工後確認で、
今年度植栽地10haを2時間以上かけて歩きました。
昨年の植栽地16haは、ボランティアの奮闘のおかげで草に勝ったようなので、
森林組合の力は仰ぎませんでした。
あーやっぱり・・・「誤伐」
佐々木統括からも聞いていました。
全体から見ればごく少数。こういうことも覚悟して大目に植えてあるし、
完全切断に至っていないのが大半。補植には及ばない。
ですが、森林組合の現場代理人から反省と改善策を聞かねばならない。
ボランティアのつぼ刈りも詰めが甘かった個所があった。
森林組合諸氏も、自分が苦労して植え、植樹祭では参加者に指導した現場。
ボランティアの働きっぷりも知っている。ですから、愛情をもって刈払機をふるったはずです。
もちろん私も下刈の経験はありますので、伐られ方を見れば、どう刈払機を使ったか想像できます。

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これは重傷ながら、伐られたのは穂一つだけ。
たぶん生き残る。


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これは根元から伐られたのでダメ。


 
 
 
 
 
 
 
 
彼らは正直。
誤伐してしまったクロマツを隠したりせず、我々が一目で分かるようにしてありました。
一緒に歩いた松島森林総合の佐々木勝義さんは「やっぱり悲しいよな~」と。
息子が森林組合の現場代理人。
「吉田ちゃん~、兄貴(佐々木統括)と一緒に、厳しく追及してよね。
若い職人、若い現場代理人を育てるのも、このプロジェクトだからこそ。
ヒデ(現場代理人)はボロカス言われて凍りつくだろうけど、そういうものなんだ。
ボランティアがつぼ刈りしてくれたのに、このザマじゃね」
怒鳴ることはないですが、彼らと真正面から向き合って、反省をしようと思います。
永い付き合いになるだろう仲間ですから。

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