植栽地にキノコ(子実体)が!

2016年6月23日( カテゴリー: いきもの, 清藤先生の視点 )

クロマツは菌根菌に助けられ栄養をいただいて生長していることを以前お話しいたしました(図参照)。
この頃植栽地のクロマツ卜の下に写真のようなキノコが見られるようになりました。
これはクロマツに栄養を与える源となるキノコなのか?
キノコの専門家に鑑定していただいたところ、チップを栄養源として利用している「フミヅキタケ」(Agrocybe)属の
種類であることが分かりました。残念ながら菌根菌ではありません。
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(図:明間民氏提供)

(図:明間民氏提供)


菌根菌となるキノコ(子実体)の代表的なものを挙げると、キツネタケ、ワカフサタケ、ショウロウ、コツブタケ、
イグチ属などで、どちらかというと小型のキノコです。
早く菌根菌のキノコに会いたいものです。(清藤城宏)

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