今年中に、2017年ボランティア公募開始します

2016年12月9日( カテゴリー: 現場レポート )

来年のボランティア実施計画はだいたい決まり、そろそろ募集開始。
チーム海岸林の会議や、ニコンさんとの共催ワークショップ、ボランティアの日の
会議などでじっくり意見を伺って来ました。
2017年は動き出しを少しだけ早めます。
トップバッターは3月、「Youは何しに…」で取材され、全国放送されている
オイスカ西日本研修センターで1年研修して帰国数日前の海外研修生10人でしょう。
4月には山形県庁の新人研修40名と、ボランティアの日。
開幕戦から序盤は溝切りから入ります。合わせて100人工。
4月の多雨に備えて。植樹祭準備もやらねば…
11月19日のボランティアの日で、8名ほど全域を分担して歩いて、
著しく生長が悪い個所を図面に落としてもらいました。
そういう穴のような場所に狙いを定め、いつまでも深追いはしませんが、
あと少しだけ人の手で努力してみようと。
上空から見ても、そういう場所は防災林としての効果を弱めてしまうと感じました。

周りはイイのにここだけ悪い

周りはイイのにここだけ悪い


6月にはその場所の追肥も検討しています。
今年はプロが2度目の追肥をし、私も住友化学のボラさんに手伝ってもらいイタズラしました。
溝切りが十分されていた場所と、追いつかなかった場所では、開きがありました。
溝切りと追肥をセットでやれば効果が上がる。
20cm程度しっかり掘った溝を、排水溝に接続します。by2015年東北電力労組

20cm程度しっかり掘った溝を、排水溝に接続します。by2015年東北電力労組


そういうターゲットのこと、なんて名前を付けようかな。
別な意味で定点観測もできますね。
写真のちょうど中央のような、「数十本単位で生長が鈍い場所」がターゲット。

写真のちょうど中央のような、
「数十本単位で生長が鈍い場所」がターゲット。


3月18日(土)、11月18日(土)はリピーターのみ募集し「研修」をやります。
3月は現場での実践型応急処置講習を名取市消防局に依頼して。避難誘導訓練も。
職員だけでなく、リピーターの手も借りれば、さらに万全の対応に近づくので。
全長5kmの現場はそれぞれ避難場所が違うし、バスの場合は逃げ道も違う。
11月は福島県相馬市や宮城県南部などの海岸防災林視察研修。
公募日は、4月15日、6月17日、7月15日、8月5日、 9月2日・16日、10月7日。
いずれも土曜日。9時~17時。
現場にトイレを設置し、天気が良ければ、外で天幕でも張って昼食とし、
ボランティアの誰かや職員・指導者から青空教室を。毎回。
7月29日(土)PM、7月30日(日)AMは、半日ボランティアの募集。
植樹祭参加者にはセットで募集したい。一般募集もしますが。
「一日はねぇ~、ちょっと長いんだよね~」
そういう現実的な声はヤマほど聞いているので(笑)
当たり前ですよね。でも、半日ばっかりじゃ進まないんですよ~
7月~9月は、葛・ニセアカシアに対抗して、刈り取りだけでなく「薬剤枯殺」も
ボランティアの仕事に追加します。

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