チーム ~9月2日のボランティアの日に至るまで~

2017年9月13日( カテゴリー: 現場レポート )

9月2日(土)公募ボランティアの日110名。
今年は「ツルマメ」抜き取り。明けても暮れてもそればかり。
しかし、リピート率は5割を超えたと見えます。
また、今日、そして今年を振り返ると、まさに「チーム力」に磨きがかかっています。
9月2日に至るチームワークを書いてみます。

●「激害区」図面化

「草刈りは彼岸まで」と言います。(当地では10月初旬以降はしません)
お盆休みに伸びた草に即応しつつ、残り1ヵ月で下刈を終わらせねばなりません。
8月22日、プロ2社、ベテラン地元ボランティア、オイスカの合計6名は、
2017植栽地7万5千本分すべて実踏。
最新の「草のおがり(宮城弁:繁茂・生長)」を図面化。
プロとボランティアの分担方針を決めました。
ボランティアは、ツルマメ駆除と、雑草激害地をつぼ刈りで先行、プロはそれに続く・・・等。

●プロは全体的利益から考える

「労働者が発注側に向けて逆提案」することはあまりありません。
しかし、松島森林総合の佐々木代表はもちろん、プロ中のプロ、女性林業労働者のSさんは違います。
ボランティアのマンパワー・能力を念頭に、お盆前から第2優先対象地に目印をつけてくれた。
「ここはボランティアでもできますよ」「もし余力があったらここもぜひ」と。
これは、ボランティアを「戦力」「大人」として認めている表れと私は思います。
プロは「プロだからできること」を優先しつつも、全体的共通利益から考えて、目配せもする。
これも、計画以上に進んだ背景の一つです。

●バトンリレー

8月23・24日はマルエツ労組65名、26日は東北電力労組31名。
各個撃破で、激害区をつぶし、9月2日はそのバトンを引き継ぎました。
元をたどれば、6月上旬~8月上旬の2か月で、930人のバトンリレー。
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●空港からの耳寄り情報

8月31日あたりは、進路が読めない台風の影響で、各社リーダーとの情報交換ピーク。
そこに仙台空港を拠点とする航空会社IBEXエアラインズのTさんから、測候所から航空会社に
シェアされた気象情報の要点をほんの一言、キーワードでシェアされました。
ホームページで19時に当日の実施をお知らせする予定でしたが、それより早く決行を発表。

●朝で決まる

挨拶、表情、歩き方・・・朝で決まる。
この日は、3回目の組織的参加、第一三共㈱、東京海上仙台支店自動車保険営業部の
「軽やかさ」が特に際立って見えた。よそよそしさなどはまるでない。
ほぼ毎月参加の、三菱UFJニコス㈱、矢崎エナジーシステム、仙台トヨペット㈱各社は当たり前。
台風を心配し、空港で10時間待たされ、その上成田で一泊したオイスカ九州の会員10名を
筆頭に、大なり小なり影響を受け、それぞれ苦労してたどり着いた当日朝でした。

●感化

100人もいれば、中には誘われて何となく来る人、指示を真剣に聞かない人はいるもの。
「時間とともに、本気で来ている人の小さな行動一つ一つがそれを感化している」
某企業のご担当がそう言いました。私もいつもそう思います。
今回は第一三共のAさん、東京海上のSさん、三菱ニコスのTさんなど背中で示す
明らかに際立つ人が何人も。

●隣の誰もが仲間

どうしても知った人とずっと一緒にいたいはず。ところが・・・
9月2日に限りませんが、どう考えても所属会社を超えて混在して草と向き合っている。
言わなくてもお互い声を掛け合っている。この日はこういう雰囲気になるのが早かった。
際立つ何人かが共通しているのは「(おそらく無意識に)声が出ていること」と
「先頭を進んでいること」。リーダーの姿に感化されるのは当然。
もし私が彼らと同じ立場でここにいたら、彼らほどできるだろうかと
仕事しながら考えさせられました。所属はいろいろ。動機もいろいろ。
協力し合いながら仕事する様子を見るのは担当者冥利に尽きます。
これが目指す姿ですから。

●チームワークの結果

歩くだけになりながらも、110人の目でツルマメの有無を「点検」した場所が相当ありましたが、
1日でカバーできた面積は過去一番ではなかったかと。約6haの完了の目処をたてました。
会心のスピード、胸を張れる仕事の結果だったと思います。私自身も極力大勢と直接会話するという
目標も持っていますが、最近少し上達したかなあと。ちょっぴり合格点かなあと。
「今年は若い人が増えたね~」Mさんに言われました。

例外なく毎度のことですが、この日も楽しかった!

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