国ボラ海岸林体験記 その②

2019年3月20日( カテゴリー: 現場レポート )

皆さま、こんにちは。国際協力ボランティアの加賀瀬です。
第2回目は、3/14(木)。いよいよ名取の海岸林再生の現場に入ります。

午前中は、仙台森林管理署と仙台市の自動車学校を訪問。
詳細は省きますが、印象に残ったことをいくつか記しておきたいと思います。

「Eco-DRRって、保安林だよね」
Eco-DRRとはEcosystem-based Disaster Risk Reductionの略で、「生態系を活用した防災・減災」と訳されています。
近年注目されている考え方ですが、すでに日本では明治時代から、自然災害からの防備・水源の涵養・海の生態系の保護などを目的とした「保安林」という考え方があったということです。
保安林もまた、より古い時代から経験的に知られてきた「森林を守ることの大切さ」を制度化したものであり、「昔からの知恵」というものは、いつの時代にも繰り返し注目されるものなのだなと感じました。

自動車学校では、整備士課程で学ぶ学生たちに海岸林ボランティアの経験をさせたいという、ありがたいお話をいただきました。
宮城県だけでなく東北各県の若者100名が近々、海岸林の整備に来てくれるようです。楽しみですね。

名取海岸林01
午後からは、ついに名取市の海岸線再生プロジェクトの現場に足を踏み入れました。
想像以上の広さ!
行けども行けども、クロマツの若木たち。
まだまだ冷たい風が吹く中、青々と葉っぱを茂らせていました。

 

名取海岸林02

動物たちも海岸林を生活の場としており、約30種類の鳥類や、キツネ・タヌキ・ネズミなどの哺乳類がいるそうです。
この日は、ツグミとヒバリをたくさん見かけました。
上空に飛び上がってさえずるヒバリの歌を聞くと、春の訪れを感じますね。

名取海岸林03

仙台空港に着陸する飛行機が見えます

この日はとても風が強くて、寒かったのですが、クロマツの若木がどこまでも広がる海岸林の壮大な光景と開放感から、2時間近くかけて現場を歩き回りました。
マツが小さい場所では踏まないように気を付けて。
マツが私の背丈を超えるほどに大きく育っている場所では、掻き分けるように進みます。

 

防潮堤

防潮堤にも登りました

 

3/16(土)の、今年第1回目のボランティア活動日に向けて、現場の下調べは万全です!

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