広葉樹の生育状況調査

2019年7月20日( カテゴリー: 広葉樹 )

7月19日、2014~2016年に植栽した広葉樹の生育状況確認するため、
インターンの森さんと、浅野さんと3人で歩きました。

空港近くの海岸林南東端(市有林)10種は、成長も良く、5月に開葉確認した237本は100%育っていました。
海岸林中央部西端(国有林)6種は、5月末の開葉確認後に葉が出たものも多く、382本が生育していました。
3回の補植を経て2016年10月時点の植栽総本数は699本。現在生育本数は619本。生育率88.5%。
(クロマツは約35万本植栽。生育98%)

国有林。左の木は2014年に活着できたコナラ。たまにはちゃんと育つものもある。

国有林。左の木は2014年に活着できたコナラ。たまにはちゃんと育つものもある。

枯死した木を抜いてみると、根の状態も悪かった。

今年もすでに施肥を行い、プロとボランティアで合計2回下刈りを済ませています。
広葉樹はクロマツと違い、9月まで上方成長しますが、今年も施肥をしたので、草の伸びもいい。
成長の良くない国有林では、お盆前にボランティアでもう一度草を刈る必要がありそうです。
ただ、目印はあるのですが、あまりに小さいので草と見分けをつけにくく、誤伐しやすい。

皇居から提供されたエノキ。5月の調査時は、50本とも未開葉でした。先端枯れして、樹高は半分に縮んでいる。

皇居から提供されたエノキ。5月の調査時は、50本とも未開葉でした。先端枯れして、樹高は半分に縮んでいる。

成長の良い市有林は、2mを超えるものもありますが、防風垣を超えたので、
「先端枯れ」はもちろん、「風折れ」もするようになりました。

また、国有林で戦後植えたと思われる治山木の「ハンノキ」を、2年前から2本の
実生を確認していましたが、そのうち1本はほぼ枯死か・・・
5月に開葉しても、6月~7月に枯れるという典型的なパターンです。

実生のハンノキ。このほか、低木の萩の実生は多く見られます。

実生のハンノキ。このほか、低木の萩の実生は多く見られます。

実生のハンノキ。まだ枯死かどうかはわかりませんが。

実生のハンノキ。まだ枯死かどうかはわかりませんが。

お祭りでいただいて、1本だけ植えたサンショウは、先端枯れながら、萌芽更新して
地を這うように辛うじて生きています。

次の定期調査は9月。モニタリングを続けます。

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