台風19号後の初実踏(10月20日)~被害調査と溝切りの効果確認など~ 

2019年10月21日( カテゴリー: 現場レポート )

大崎市のオイスカ会員さん何人かと電話で話しましたが、宮城県内の被害は知れば知るほど大きなものとなっています。台風で被害にあわれた多くの皆様に、心からお見舞い申し上げます。

台風前日に東京の自宅に急いで帰って以来、1週間ぶりに名取に戻りました。再生の会メンバーの皆さんはとくに被害はなく、まず、美田園駅のホームにいた職員さんから、「この近所では刈り取った稲わらが水路を防いで冠水した道がある」(名取事務所から5分もかからない場所)と伺い、オイスカ会員の大槻さんは、ご自宅がほんの少し浸水したと聞きました。「うちの横はちいさ~い水路なんだよ。それなのに・・・道路の泥掻きが大変だった」と。一方、駅からの道や名取事務所は異常なし。

翌10月20日の朝、現場北半分をざっと概観し、冠水しそうな場所や、台風の後、防風垣が倒される場所を見に行きましたが、問題なし。クロマツの先端の折れもなし。南半分は今日このあと見に行きますが。

2014年植栽地北端。クロマツも防風垣も被害なし。

2014年植栽地北端。クロマツも防風垣も被害なし。

2014年植栽地南端。航空機誘導道付近。盛土が出来た当初は、作業道が冠水して、よく通行不能になった場所。

2014年植栽地南端。航空機誘導道付近。盛土が出来た当初は、作業道が冠水して、よく通行不能になった場所。

2018年植栽地の一番滞水しやすかった場所の一つ

2018年植栽地の一番滞水しやすかった場所の一つ

 

2016年植栽地の代表的な滞水箇所

2016年植栽地の代表的な滞水箇所

台風で300㎜降った後、10月19日にも雨が降りました。その翌日に見たのに表面上の滞水箇所がない。やはり、溝切りの効果です。しかし、問題は土の中。2,3週間排水溝に水があるとなると、その水面の高さまで土の中に水があるということ。まだまだ溝切りは、まったく道半ば。2年、3年とかけて、排水路づくりを進めます。去年はクロマツが浮かぶ池だったことを思えば、今期の成果は道半ばとはいえ、上出来。

2018年植栽地の全長220mの本側溝から遊水地に向かう折り返し点。水が少しづつ流れ続けている

2018年植栽地の全長220mの本側溝から遊水地に向かう折り返し点。水が少しづつ流れ続けている

折り返し点に向かう220mの本側溝。ここにも枝溝から流れている。

折り返し点に向かう220mの本側溝。ここにも枝溝から流れている。

ところで、今年は何m掘ったのだろう。名取の現場では、ヘクタールあたり何mの排水路が妥当なのだろう。土壌にもよります。時間を見つけてこつこつ計ってみたいと思います。論文を書くのではないので、あくまでも現場ベースで必要なことだけ、正確に調べます。あらためて、雨から2,3週間後の排水路の滞水状況に注目してみようと思います。また、掘る前と掘った後の成長具合は、現物を見ればわかるし、測ればいい。

11月のボランティアの日、みんなで調べてもらうのも良いかも。

考えておきます。

cf. UAゼンセン静岡県支部に転勤した浅山さんへ。過去最大サイズの溝の「浅山堀」、台風に対して完全に機能していました。浅山堀は、愛知県の大啓建設役員・社員の皆様はじめ、多くの皆さんが2年がかりで掘った箇所でしたが、名前が付くほど「トドメ」をさしたのが浅山さんをはじめとする8月3日のUAゼンセンチーム。約15,000本を守る、要の場所です。

手前が「浅山堀」。深さ1m以上。奥が遊水地(すぐ下が元の海砂で浸透しやすい模様)。遊水地と呼ぶにはサイズが小さいが。追加工事検討したいけど、ちょっと・・・

手前が「浅山堀」。深さ1m以上。奥が遊水地(すぐ下が元の海砂で浸透しやすい模様)。遊水地と呼ぶにはサイズが小さいが。追加工事検討したいけど、ちょっと・・・

DSCN0135

溝補修

10月20日、UAゼンセン大阪ガス労組20名が来てくれて、名取北高校野球部溝など300mぐらい補修してくれました。お帰りになった後、見に行ったら、浅山堀まで、ずっと流れてました。ありがとうございました!

 

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