130本のペットボトル ~東北電力労働組合ボランティア~

2014年7月31日( カテゴリー: 現場レポート )

32人で、買ってきた130本の500mlペットボトル飲料を飲み切ったそうです。
ほんとに大きなクーラーボックスも持参されておりました。
このほか自分で持ち帰ったペットボトルもあったでしょう。
夏の現場は一人2リットルが普通です。
私は朝から3リットル以上。
7月24日夕方、宿舎にて1時間「事前研修」の時間をいただき
32名の参加者になぜ復興支援で海岸林なのか?なぜクロマツなのか?
そしてプロジェクトコンセプトやこれまでの経緯を説明しました。
そのため、現場では私自身も作業に集中できましたし、本当に運営しやすかったです。
翌日7:45には宿舎を出発し、第2育苗場への初めてのボランティアとして
現場入りしていただきました。
今年の第2育苗場の普通クロマツの床替はうまくいかず、枯死が目立ちます。

マツがどこにあるのか分からないほど…

マツがどこにあるのか分からないほど…


第2の桜井班長をはじめとするメンバーも「この状態をボランティアに見せていいのか?」と迷ったのですが、佐々木統括や私たちと相談の結果、桜井班長から「頼む。来てくれ」との電話をいただきました。
草はびっしり。
 
稀にみるビフォーアフターっぷりです。

稀にみるビフォーアフターっぷりです


しかしさすが電力の方たち。地力がある。
朝から30度を超える酷暑のなか、午前中で終わらないかもしれないという量を、
見事に終わらせてくださいました。
第2育苗場では、①コンテナ苗の「空中断根」、②除草、③再生の会メンバ-からの説明
第1育苗場では、昼寝付き昼食と見学のみ
植栽現場では、①草刈り、②チップ寄せなど保育作業。
さすがに道具の使い方も力強い。
私自身も「今日は危ない」という気がしたほどの酷暑。
林業会社にいた当時の夏を思い出すほど。
事務局の皆さん、参加者の皆さんの気配りと、実はひっそり地元の方が見に来てくれていました。
ちゃんとゴミ袋まで持参。さすが。

ちゃんとゴミ袋まで持参。さすが


(最近は突然見に来てくれることが多い)
そういう励ましで一日を病人を出さず、乗り切ることがました。
参加者の皆さん以上に、防潮堤の上の風が心地よく感じられました。
そして気持ちを切り替えて東京に帰宅。
少々バテて?、新幹線ではビールをたった1本しか飲めませんでした。
それとも、水分をたくさんとったので、水っ腹だったのか?

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