えっ? 雪??

2019年4月16日( カテゴリー: 現場レポート )

海岸林担当の鈴木です。
4月11日の朝、何この景色?と思うような写真が名取事務所の菅野さんから送られてきました。

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4月11日朝の育苗場  雪をかぶった寒冷紗の下には、まだ10cmほどのクロマツ苗が寒さに凍えていることでしょう

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4月5日に仙台市でも桜が開花したというのに、その1週間後の景色がこれです

この日は再生の会のみなさんが苗の出荷作業をする日でした。
苗をコンテナごとビニールハウス内に運び、そこで抜き取り、出荷できるものを選別しダンボール箱詰め作業となります。
「茶色に変色してしまっている苗があって、出荷できるかどうか悩みながらの作業だから時間がかかって~」と菅野さん

まさか雪の中でこの作業をすることになろうとは!?

まさか雪の中でこの作業をすることになろうとは!?

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再生の会のみなさん、急な寒さで風邪をひかないように気を付けてくださいね。
それはさておき、
4月5日に植栽した寒さに慣れていない東京育ちの苗たちは大丈夫だろうか・・・???
どうか元気で大きくなりますように

海三昧

2019年4月15日( カテゴリー: 本部発 )

海岸林担当の鈴木です。

吉田さんが海に行きたいという子ども達の願いを叶えてくれ、今年も3か所の海で遊ぶことができました。

「海」その1 七ヶ浜の湊浜

左を見ると自然の地層が重なる10mを越える岩場、右を見ると人口構造物の新仙台火力発電所と何とも不思議な景観の場所でした。
10mの岩場が気の遠くなるような年月を経て侵食され、今の景観を残しているのでしょう。岩場の上には自生したのか植えたのかわからないクロマツがしがみついているようです。ガマンできずに墜落してしまうものもありました。
自然の摂理ですね

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一生懸命へばりついてガマンしていたけれど、もう時間の問題か・・・?

一生懸命へばりついてガマンしていたけれど、もう時間の問題か・・・?

 

隣接した湊浜海浜緑地には宮城県庁がクロマツの植栽をしたとのこと。すでに2mほどに成長していて順調に再生されているように見えました。

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左側の杭には「潮害防備保安林」の文字が

海岸沿いを移動すると、とても豊かな海沿いの町が現れました。震災からの復興が進み、10年近く育苗したクロマツが支柱に支えられて3m間隔ほどで植えられている公園が整備されていました。豊かに見えるのは、家側から見える防潮堤の高さは3mほどで圧迫感がなく、家々から海を眺めることができるからだろうか?

大きな被害のあった場所ですが、きれいに整備されていました。クロマツが大きく育ったらまた違う景観となるのでしょう

大きな被害のあった場所ですが、きれいに整備されていました。クロマツが大きく育ったらまた違う景観となるのでしょう

「意味のないことを一生懸命やることが大事なんだ!」とよしちゃんに教えられていた息子は、300mもあろうかと思う船着き場を突然猛ダッシュ。子どもはこうでなくっちゃ!
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「海」その2 松島霞ヶ浦

去年の潮干狩りの楽しい記憶が鮮明に残っていて、今年も挑戦!
干潮の時間はちょうどぴったり!
到着すると数人がすでに潮干狩り中。仲間に加わって砂を掘る。
去年は少し掘れば採れたのが、今年は・・・
「見つからな~い」と不満げ
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出発時間が迫り、あと1個採ったら出発という声がかかった直後、大きな貝を見つけ満足げ。
近くで潮干狩りをしていたお姉さんに差し上げ、喜んでもらって満足

最後にとびきり大きなアサリを掘り当てました

最後にとびきり大きなアサリを掘り当てました

近くで掘っていたお姉さんにもらってもらいました

近くで掘っていたお姉さんにもらってもらいました

 

 

 

 

 

 

 

「海」その3 名取の海
去年、ここに来た痕跡を残したけれど、残っているか探しておいで
というよしちゃんの声に反応して、防潮堤の階段を駆け上がる。
あった!まさか残っているとは思わなかったけれど、あった!
なんだかちょっと嬉しい。
砂浜に落ちていたマジックで名前を書いた木片が残っていた!

ちょうど1年前、確かにこの場所に置いた「吉田としみち」の名前入り木片がそのままありました

ちょうど1年前、確かにこの場所に置いた「吉田としみち」の名前入り木片がそのままありました

海に向かって駆け出し、2人それぞれ海に遊んでもらっていました。
娘は何やら木片を集め、息子は波と戯れ、それぞれ心が開放されて楽しそうです。

背丈以上もある木片をズルズル引っ張って、構図を考えている様子

背丈以上もある木片をズルズル引っ張って、構図を考えている様子

無邪気に飽きずに波と遊んでます

無邪気に飽きずに波と遊んでます

 

 

 

 

 

 

 

完成したのは「とちみち」

完成したのは「とちみち」

遠州灘の近くで生まれ育った私は、海にそれほどのあこがれはないものの、都会暮らしの子ども達には楽しい遊び相手なのでしょうね

実は、浜辺でびっくりするものを発見しました。
そのブログは息子から~ お楽しみに(*^^*)

穂もいろいろ

2019年4月14日( カテゴリー: 現場レポート )

海岸林担当の鈴木です。

マツを見ると穂の観察をしてしまう私。
ちょうど今どき、穂(頂芽)が伸び始める頃です。

すでに伸び始めている穂がありました。
ここのところのあたたかい日和で伸び始めたのでしょう。

頂芽の下の部分から、白色の綿状のものがはがれて茶色になっている

頂芽の下の部分から、白色の綿状のものがはがれて茶色になっている

穂を見るとクロマツかアカマツかがすぐにわかります。
クロマツは白く、アカマツは茶色の穂が出ています。

こちらはアカマツの頂芽。クロマツは白く、アカマツは茶色・・・?!

こちらはアカマツの頂芽。クロマツは白く、アカマツは茶色・・・?!

今回の観察で不思議に思ったことがあったのですが、なぜなのか解決できずにいます。
穂の形状にも2種類あるということ。
木によって違うのかと思ったらそうでもなく、同じ木に2種類の穂がついています。

根元にコブのようなものがたくさんついています 上の頂芽の写真とは形状が違います

根元にコブのようなものがたくさんついています
上の頂芽の写真とは形状が違います

ヤングコーンみたいです

ヤングコーンみたいです

もしゃもしゃの部分には雄花のつぼみが隠れているのか?
でもすべての穂の根元には雄花がつくのではないのか?
なぜなのかわからずもやっとしているので、清藤先生にお会いしたらきいてみようと思います。

植栽第一号のクロマツは根元径が10cmほどになっているように見えました。松葉が邪魔をして実際に測るのは不可能です(^^;)
去年の春先はぐんぐん健やかに成長していたはずですが、どうも様子がおかしいのです。
去年伸びた部分がへんてこなことになっていました。もしゃもしゃと表現すればいいのか・・・? 今年はきちんと伸びることができるのかな?
ちょっと心配です。

頂芽のあたりがもじゃもじゃっと鳥の巣のようになってしまってます

35万本の植栽はこの木から始まった!植栽第1号マツ 頂芽のあたりがもじゃもじゃっと鳥の巣のようになってしまってます

まつぼっくり鈴なり~!

まつぼっくり鈴なり~!

ひとり暮らししている感じの松

2019年4月13日( カテゴリー: 本部発 )

海岸林担当の鈴木です。
ブログ書いて~ という吉田さんに促され、中学2年の娘がブログを書きました。
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4月4日と5日で、仙台に行ってきた。
5日にクロマツの植樹をした。東京で育てた苗19本を植えた。
ただ苗を植えるのではなく、クロマツが将来元気に育つことができるように、いろいろ苗に施した上でやっと植樹するというのが興味深かった。
例えば、乾燥している土地で、根に水をたっぷり含ませるために、水にポリマーを加えたものに苗をつける。
このとき、吉田さんが水に対してポリマーの量を多くしすぎて、水が完全に固まってしまった。
そのため、大きなバケツに大量の水を入れ、水を追加することになった。
苗は19本しかないが、結局500本分くらいの保水液ができてしまった。
この保水液は、スライムの出来損ないみたいな感触だった。残った481本分の保水液は捨てることになってしまいちょっともったいなかった。
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そしてそのバケツを洗うとき、水道の蛇口につないだホースの口がとれて、水が大量にかかった。吉田さんといるとこういうことが起こる。(本人談)

以前溝切りをしたところに連れて行ってもらったが、どの松も中学1年みたいな雰囲気が出ていてまだまだ手はかかるけどもうあんまり干渉しないで的なオーラが出ていた。(これからもっと手間がかかるのだろうけど)
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そして成人女性の2倍くらいの高さがある松も見たが、これはもう一人暮らししている感じの松でこちらが近づいていくのがためらわれた。(なぜかと言うと葉がチクチクしていて痛いから)
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ひととおり海岸林のいろいろな場所をみていて思ったことは、もし吉田さんたちの世代が引退したら、誰が引き継ぐのかなということだ。今は松のプロがいるが、苗が完全に手がかからなくなるまで長い時間がかかるので、頑張って種から成長させたのに、途中で終わってしまったら(絶対にそんなことはないだろうけど例えばの話)すごくいやだなあなんてぼけっとしながら何となく思ったりもした。

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おもしろい文章が書けたねと娘に言うと、にやっとして
椎名誠 風に文章を書いてみた~とのこと。
力の入っていない椎名誠の本がお気に入りのようです。
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こんにちは
海岸林担当の鈴木です。

植栽場所に到着。
場所は広葉樹植栽エリアの中。
コナラなどの広葉樹が枯れてしまった場所へクロマツを補植しました。

まずは吉田が見本。
表面の草を鍬の刃の側面で横にどかし、4回鍬を入れる
コンテナ苗と土の際が地面の高さになるように穴を掘る
肥料をひとつかみ穴の中に撒きいれる
苗木袋から苗木を出して穴に入れて、土を埋め戻す
体重をかけて土を固める
最後に表面の草や木材チップをかけて完成
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何事も率先してやる性格ではない子どもたち、
大槻さんがさっさっと取り掛かり、事もなげに1本終了。
背中を押して、鍬を握ったものの、鍬の持ち方がわからない・・・
どっちの手が前?柄は身体のどっち側?足はどうするの?
やったことがないとわからないものなのですね

鍬初心者は持ち方も難しいようです

鍬初心者は持ち方も難しいようです

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左は娘、右はイラストレーターのico.さん

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身のこなしが軽い大槻さん(右)とお孫さんと同い年の息子と仲良く植栽

たっぷり時間をかけて19本を植えました。

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「39」の標識の隣に植えたのは2世マツ

19本の中に大事にしていた苗が1本ありました。
現場から持ち帰った松ぼっくりから出てきた種から育てた苗です。
2世苗です。
ひ弱だったので成長を心配しましたが、植栽時の苗高は24cmとほぼ平均値。
目印となる「39」という標識の隣に植えたので、成長観察できそうです。

枯れないで元気に育ちますように・・・
「この場所は枯れたら目立つなぁ。枯れないように気を付けないとなぁ」と誰に言うでもなく吉田が言いました。
“苗半作(苗の出来栄えがその後の成長に大きく関わる)”のだと広報物やホームぺージなどにたびたび使ってきた言葉、この言葉が自分にのしかかってこようとは!?
どうか無事に元気に育ちますように!
とはいえ、
植えた後の管理をボランティアのみなさんにお願いすることになってしまうのは申し訳ないなぁという思いがあります。

あらためて、この35万本のクロマツがたくさんの人の力で成長していることを感じます。

↓↓↓ 一緒に植栽した小学5年の息子の感想です(原文そのままで失礼します)↓↓↓

~松について~

松を植える場所の近くにあるざっ草などをくわでひっこぬくのに力がいり、少しつかれた。
また、くわをボスッとやるのはボスっと土にくわが入るからきもちよかった。
松を植えるのはいろいろなやることがあり、たいへんだった。
深く植えすぎても、浅く植えすぎても松はかれてしまうので、ちょうどよい高さで植えることを心がけた。
松の高さ、太さを正かくに計るのはすこしむずかしかったが、なれるとラクにでき、楽しかった。
海岸林のところには、キツネ、ネズミ、タヌキ、キジ、ヒバリなどの動物がいて、その内のネズミは松をかじってしまうので、注意が必要だと思った。
年長のときと、小学校1年生のときに世話をした松が大きくなっていてうれしかった。

くわが「ボスっと」はいるのがきもちいい

くわが「ボスっと」はいるのがきもちいい

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