4月17日から名取市海岸林再生の会の手による苗木の出荷、宮城中央森林組合の手による植付、
毎年恒例の両輪による植栽が始まって8日間が経ちました。
宮城県産精鋭樹クロマツ           コンテナ苗 9,710本
宮城県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ 挿し木苗    450本
香川県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ コンテナ苗 5,485本
宮城県網地島産精鋭樹クロマツ        コンテナ苗 8,510本
岡山県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ コンテナ苗 8,300本(継続中)
宮城県産マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ コンテナ苗 これから
合計 32,455本
植樹祭で1万本植えますから、職人さんのノルマとしては半分超えたところ。
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職人さんたちの声
「オラ、30分で80本植えた」(22.5秒で1本。化け物の世界)
「あの人たち、半日で300本植えてった・・・」
という声もあれば、育苗場で苗木の受け渡しをしているときは
森林組合若手:「あのー、そんなに苗木出荷しないでもいいっすよ・・・」
再生の会女性:「そんなこと言わないで、頑張んなさい。ほら!コーヒーあげっから」
森林組合若手:「朝、起きられねーんです。カラダ痛くって・・・」
明日4月27日から2日間は、これに並行して2019年植栽用の「播種」を行います。
種は24日から冷蔵庫の外に出し、水に浸してあります。丸2日経つとだいぶ浮き種が
減ってきます。
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今日もまた、強風注意報。
肌寒く、午後から雨模様。

連日の猛烈な風が収まり、植栽し終えたばかりの現場を点検に行くと・・・
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「やはり風で回された・・・」
手直し個所は同じ人が植えた場所ということが多い。応急処置は施した。
幸い、本数は多くなかったが、森林組合に状況をシェア。
佐々木統括が毎年造林講習会で指示するのは植え付けの深さ。
今年の指示はコンテナの培養土から2~3cmのところが地表となるように、
「やや深植えを!」と
今年からは震災で倒伏した松チップは完全に品切れ。
これまでは、砂の移動防止、砂からの根元保護、ときに保湿、
ときに高温障害防止に役立ってきた。
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これからは風がもろに根元に直撃する。
砂も飛ばされ、根元は傷つき、地表も削られ培養土が露出する。
浅植えだと苗は風で回され、写真のように隙間ができて枯損に繋がる。
海岸林の植栽の典型的な光景。
最大瞬間風速29.8m。なにしろすごい風でしたから。
襟裳岬で教わった「根踏み」も検討しなければならないか?
もっときちんと点検しなければ・・・

広報室の林です。

だいぶ時間が経ってしまいましたが、
前回のボランティアの日の報告の続きです。

タイトルを見て「海岸林再生プロジェクト」なのにベルマーク?
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
その日、朝一番に私がボランティアさんから手渡されたのが
ベルマークだったものですから……。

いつも埼玉県草加市から夜中に車で出発して現場に来てくださる
「チーム草加」の皆さんは、オイスカでベルマークを集めていると知り、
参加するたびに集めたベルマークを持ってきてくださるのです。

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お昼ご飯の際にキリンの生茶やファミリーマートのおにぎりを持ってきている方を見かけると、「これ、ベルマークついているので、いただけますか?」と声をかけさせてもらっています。少しでも多くの方にご協力いただければと思い、男性の更衣室にこのような「ベルマーク回収袋」を設置させてもらいました。
もともとはボランティアの日の当日のお昼ご飯時を狙って設置した訳ですが、袋の中を覗いてみると……
↓ わかりますか? ほとんどが自宅で回収したものを袋に入れて持ってきてくださったものなのです!!
チーム草加をはじめ、たくさんの人が協力してくださっていることに感謝!
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オイスカではベルマークを回収し、海外の子どもたちが取り組む
学校単位での森づくり運動「子供の森」計画の支援につなげています!

これからボランティアに参加する皆さんもぜひ回収して、
現場に来られるときにご持参ください!
よろしくお願いします。

こんなものについています↓

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