4月22日、広葉樹開葉・生育確認調査

2017年4月24日( カテゴリー: 広葉樹, 現場レポート )

4月22日、広葉樹開葉・生育確認調査をしました。
森林組合は、前倒しで仕事を終え、土曜日ですから少し早上がり。
再生の会は、同じく前倒しで仕事が進んでいるので今日はお休み。
凸版印刷労組の視察も終えた後、夕方一人寂しく調べました。

結果を一言で言うと、
2016年10月のボランティアの手にによる2日間の植え付けは「成功」。
ただし、あくまでも中間報告です。冬を耐え抜いた後も、6月に枯損のピークがあります。

砂地の植栽地水色の目印が2016年補植。木の杭はその調査対象

砂地の植栽地水色の目印が2016年補植。木の杭はその調査対象

現場は大きく2ヵ所

①【砂地】(名取市海岸林中央部・国有林)
広葉樹10種類
・宮城県産ヤマザクラ・オオシマザクラ・ウワミズザクラ・コナラ・ケヤキ・クリ(全体の90%)
・皇居から提供されましたエノキ(全体の6%)・アカガシ・スダジイ・タブノキ

所感
・2016植栽苗の生育状況は、過去二年に比べて逞しい。
10月、184本補植のうち、94.6%活着。
・これまでの植栽は、萌芽更新の繰り返しで、依然根元は細く、上方成長もしない。
・砂地での常緑広葉樹の生育状況は、他団体の事例同様、極めて悪く、
土壌に考えにくいほどのコストをかける必要がある。エノキのみは今後の見込みありか。

エノキ。芽吹いてきた

エノキ。芽吹いてきた

②【粘土質】*極めて栄養分乏しい (名取市海岸林南端の空港近く・市有林)
広葉樹6種類
・宮城県産ヤマザクラ・オオシマザクラ・ウワミズザクラ・コナラ・ケヤキ・クリ

所感
・2016植栽苗の生育状況は、過去二年に比べて逞しい。
10月、70本補植のうち、100%活着。
・これまでの植栽は、樹木らしくなり良好。

「タブノキは砂には刺さらない」と専門家が言った一言が印象に残ります。
海岸林への広葉樹は、コストと労力の覚悟を持って取り組まねばなりません。
私たちは海から最も遠い林縁部への671本をもって植付は終了しました。

粘土質の植栽地 オレンジの目印が2016年補植

粘土質の植栽地 オレンジの目印が2016年補植

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